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中国、改めてTHAAD見直し要求 中韓次官級対話

6/20(火) 23:44配信

朝日新聞デジタル

 中国外務省の張業遂(チャンイエソイ)・筆頭次官と韓国外交省の林聖男(イムソンナム)・第1次官による次官級戦略対話が20日、北京で開かれた。文在寅(ムンジェイン)大統領が就任してから初めて。文政権が対中関係の改善を目指す中、中国は懸案となっている米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD(サード))配備方針の見直しを改めて求めた。

 韓国外交省によると、張氏は「文政権発足後、両国首脳は前向きなメッセージを交換しているが、障害物がまだ取り除かれていない」と指摘。関係修復に向けTHAAD配備の見直しを強く求めた。一方、林氏は「両国間の経済、文化、人的交流分野の協力における困難が解消されなければならない」と述べ、THAADの配備決定後、中国の団体旅行が減るなど報復とみられる動きが続いているとして対応を求めた。

 韓国側によると、7月にドイツで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議での中韓首脳会談実現に向け調整したほか、北朝鮮問題についても協議した。(北京=延与光貞、ソウル=武田肇)

朝日新聞社