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核兵器禁止条約交渉、被爆者が廃絶訴え

6/20(火) 9:13配信

産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨークの国連本部で開かれている核兵器禁止条約の第2回交渉会議で19日、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の和田征子(まさこ)事務局次長(73)ら長崎県の被爆者が演説し、「核兵器なき世界」への思いを訴えた。

 和田さんは、被爆者の苦しみに言及した条約草案について「とても大きな希望」と指摘。「被爆者の苦しみは深く、終わりのないように思える」としたうえで、「人間によって作られ、使われる核兵器は、人間によって廃絶されるべきだ」と訴えた。

 また、長崎市が派遣した被爆者で日赤長崎原爆病院名誉院長の朝長万左男さん(74)も演説し、「多くの市民は、この会議で条約の成立が認められることを希望を持って見守っている」と強調。条約に実効性を持たせるために、核兵器保有国や日本など「核の傘」の国の参加を促すための議論を続けていくことを切望すると訴えた。

最終更新:6/20(火) 9:13
産経新聞