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驚異的パフォーマンスのインバース型VIX指数ETFとは何か

6/20(火) 17:20配信

投信1

6月に入っても最高値の更新が相次ぎ、活況が続く米株式市場。そんなウォール街で注目が高まっているのがボラティリティ・トレードです。

ですが、投資を始めたばかりの方には、そもそも「ボラティリティって何?」という感じではないでしょうか。そこで今回は、今人気のボラティリティ・トレードについて、その仕組みや活用方法、注意点などを整理してみました。

ボラティリティが記録的な低水準に

ボラティリティとは値動きの大きさのことで、値動きが激しいことをボラティリティが大きい(高い)、値動きが鈍いことをボラティリティが小さい(低い)と言います。

ボラティリティの指標となるのが、S&P500の値動きを対象としたVIX指数(Volatility Index)です。VIX指数は投資家の不安心理を反映しているとも考えられており、別名「恐怖指数」と呼ばれています。

同指数はおおむね10から20の間を推移し、2004年以降の単純平均は18.85となっています。それが、5月下旬から6月上旬にかけてしばしば10を割り込み、1993年以来の低水準となったことで市場の関心を集めました。

6月16日現在も10.38と依然として非常に低いレベルにとどまっています。

低成長・低インフレで株価も安定?

では、なぜVIX指数は低下しているのでしょうか?  一概には言えないのですが、低成長、低インフレ、低金利が関係しているのではないかと考えられています。

米GDP成長率は、ITバブル崩壊前の2000年までの5年平均が+4.3%でしたが、金融危機前の2007年までの5年平均は+2.9%へ低下しました。さらに、2016年までの5年平均は+2.1%となっています。

また、消費者物価指数(CPI)の伸び率は2007年までの5年平均が+3.0%だったのに対し、2016年までの3年平均はわずか+1.0%となっています。

1990年代後半には6.1%だった米10年物国債利回りは、2007年までの5年平均で4.4%へと低下、2016年までの5年平均は2.1%となっています。

このように、GDP成長率やインフレ率、金利といった金融・経済の重要指標が低位で安定する方向にあり、経済指標の変動が緩やかになっています。その影響で景気に対するサプライズが小さくなり、株価の見通しに安心感を与えている模様です。

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最終更新:6/20(火) 17:20
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