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水田に豊作の使者 川辺町でホウネンエビ確認

6/20(火) 8:37配信

岐阜新聞Web

 「発生すると豊年になる」という言い伝えがあるホウネンエビが、岐阜県加茂郡川辺町中川辺の高橋恵次さん(69)が作付けする同町鹿塩の水田で見つかった。
 ホウネンエビは水田などに生息する甲殻類。体長2~4センチほどで、薄緑色を帯び仰向けになって泳ぐ。
 高橋さんは10年前から20アールの水田で稲作に取り組み、農薬や化学肥料は農協から指導された量を使っている。ただかんがい用水は、パイプを出てから水田を囲うようにある用水路を伝って水田に流れるよう工夫。高橋さんは「パイプの水が23度程度と冷たいので、水田の水温が一定になるようにしてある。発生と関係しているのだろうか」と話している。

 17日に中干しとして水を抜いたところ、足跡のくぼみで見つけた。高橋さんは「見るのは初めてで感動した。豊作を期待したい」と笑みを浮かべた。
 県博物館(関市小屋名)の学芸員説田健一さんは「卵のふ化の条件に水温の上昇が必要なのは確かだが、今回の発生との関連は分からない。農薬や化学肥料の量が少ないからではないか」と話している。

岐阜新聞社

最終更新:6/20(火) 11:50
岐阜新聞Web