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「世界で初めて」とらふぐらーめん完成 関門地域の新たな味

6/20(火) 11:17配信

qBiz 西日本新聞経済電子版

 山口県下関市の水産加工会社「河久(かわく)」と北九州市小倉北区井堀のラーメン店「味噌(みそ)ラーメン鈴屋」が共同開発した「とらふぐXO醤(じゃん)らーめん」が完成し、同店で販売を始めた。河久などが手掛ける関門地域の新たな食品ブランド「関門の旨味(うまみ)」の一つとして広く発信し、国内外からの観光客増加につなげようという狙いだ。

 河久が昨年、下関特産のトラフグで作った魚醤(ぎょしょう)にエビやニンニクなどを加えた調味料「とらふぐXO醤」開発を機に、ラーメンの商品化を企画。鈴屋がXO醤に合うスープや麺を3カ月かけて開発。ネギや小松菜、桜エビなどをトッピングした。

1日20食限定、特別制作した萩焼の器で提供

 1日20食限定で1350円(税込み)で販売。山口県萩市の陶芸作家、金子愛さん(43)が特別制作した萩焼の器で提供する。PR動画も日本語版に加え、増加している外国人観光客向けに英語、中国語、韓国語版も作り、発信する予定。

 関係者は今月16日、北九州市役所を訪れ、北橋健治市長にラーメンを披露した。河久の望月俊孝社長(63)は「とらふぐXO醤は化学調味料を使ってないので安心して食べられる。ほかにはまねができないうまみがある」と強調。鈴屋の米田孝一社長(63)は「トラフグのうまみに唐辛子の辛さが混じり、癖になる。世界で初めてのラーメンです」。試食した北橋市長は「ファンの期待を裏切らない最高のスープ。麺もこしがある。関門に世界から観光客を呼び込む大きな材料になる」と太鼓判を押した。

 関門の旨味は、河久と小倉南区の商品企画会社「YK STORES」が手掛ける食のブランド。第1弾として昨年、ふぐ刺し用の「ふぐ専用プレミアムポン酢」を両社で開発した。

 鈴屋=093(383)9233。午前11時~午後10時。

西日本新聞社