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北朝鮮から解放の米大学生が死亡「拷問のような虐待を受けた」と家族は悲しみ

6/20(火) 11:23配信

BuzzFeed Japan

北朝鮮に1年以上拘束され、6月13日に昏睡状態で帰国した米国人大学生オットー・ワームビアさん(22)が19日、地元の米オハイオ州の病院で死亡した。家族が発表した。【BuzzFeed Japan】

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北朝鮮に1年以上拘束され、6月13日に昏睡状態で帰国した米国人大学生オットー・ワームビアさん(22)が19日、地元の米オハイオ州の病院で死亡した。家族が発表した。

父フレッドさん、母シンディさんらは声明で「悲しい報告をしなければなりません。息子オットー・ワームビアは、故郷への旅を終えました。本日午後2時20分に亡くなりました」と発表。悲しみを乗り越えようとする心情を表した。

「このようなとき、失ったものに心を振り向けてしまうのは簡単です。果てしない人生への好奇心と熱意を持ち、温かくて魅力あふれる聡明な若者と共にできる時間はもうないと。しかし私たちは、この素晴らしい人物と共にできたこれまでの時間に心を振り向けることを選びます」

一方、北朝鮮を強く非難した。

「残念ながら、息子が北朝鮮の人間によって、恐ろしい拷問のような虐待を受けた結果、私たちは今日のような大きな悲しみを覚えています」

昨年1月に拘束

ワームビアさんは昨年1月、ツアーで北朝鮮を訪問中、平壌のホテルで政治スローガンが書かれた垂れ幕を盗もうとした罪で拘束された。同3月、国家転覆陰謀罪で労働教化刑15年の判決を受けた。米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮政策特別代表が平壌に入り、今月13日にオハイオ州に搬送していた。

トランプ大統領夫妻は声明で家族に哀悼の意を示した。「法の支配や基本的な人間としての良識を欠く体制の手によって、無実の人々に降りかかるこのような悲劇。これを防ぐ決意を、オットーの最期によって、我が政権は深くした」

ティラーソン国務長官はより強く非難した。「オットー・ワームビアを不当に収監した責任を北朝鮮に取らせる」とし、いまだ北朝鮮に拘束されている3人のアメリカ人の解放を要求した。

共和党の重鎮マケイン上院議員は声明でさらに激しく非難した。

「事実を率直に述べよう。米国市民であるオットー・ワームビアは金正恩政権に殺害された。彼は人生の最期、悪夢を生きた。北朝鮮の人々が70年に渡ってとらわれている悪夢だ。つまり、強制労働、大量飢餓、組織的な残虐行為、拷問、殺人だ」

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最終更新:6/20(火) 11:23
BuzzFeed Japan