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自国のアカデミー賞を総ナメ!ミニシアター系好きに送るヨーロッパ映画3選

6/20(火) 12:01配信

dmenu映画

ハリウッド大作や日本の大手メジャー作品よりも、昔でいえばミニシアター系と呼ばれるようなヨーロッパの傑作映画が好き! そういう映画ファンはけっこう多いのではないでしょうか? そんなみなさんに朗報です。実は、この夏はヨーロッパ映画が豊作。自国のアカデミー賞を総なめにした作品が3本立て続けに公開されるのです。

スペインのアカデミー賞5部門を制覇した感動ドラマ

1作目は、7月1日公開の『しあわせな人生の選択』。本国スペインのアカデミー賞に当たる<ゴヤ賞>で主要5部門を独占した傑作映画です。本作では、余命いくばくもない俳優のフリアンと、そのことを知ってカナダからスペインへ駆けつけた友人、トマスの4日間を描写。二人の過ごすかけがえのない時間を見つめます。

通常余命をテーマにすると、死の宣告を受けた張本人に比重が置かれがち。しかし、特筆すべきは、本作ではむしろ残される側に重きが置かれている点です。余命を告げられたフリアンを前にしたトマスの心に寄り添った物語は、余命わずかな愛する人と、自分はどう向き合えばいいのか、なにができるのか……と、自然と想いをめぐらすきっかけになるはず。しばらく会っていない親友と久しぶりに連絡をとってみようかなと、ふと思わせられる作品です。

イタリアのアカデミー賞で作品賞をはじめ5部門に輝く!

次に、7月8日(土)公開の『歓びのトスカーナ』は、イタリアのアカデミー賞といえる<ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞>で主要5部門に輝いた名作。日本では諏訪敦彦監督の『不完全なふたり』やフランソワ・オゾン監督の『ふたりの5つの分かれ路』などでもおなじみのヴァレリア・ブルーニ・テデスキと、イタリア映画ファンならおなじみのトップ女優、ミカエラ・ラマッツォッティの共演でも話題の友情ドラマです。

主人公は、精神診療施設で療養生活を送るベアトリーチェとドナテッラ。性格は明るく、いつもお嬢様のような派手ないで立ちのベアトリーチェに対し、ドナテッラは、体はやせ細りいつも表情が冴えません。そんな性格も容姿も正反対の凸凹コンビの二人が施設を抜け出していざ自由の世界へ! ちょっとした逃避行を繰り広げます。

精神医療の現場が舞台となると暗い物語を想像しがちですが、本作はそんなイメージとは無縁。二人の逃避行はやりたい放題で、見ているこちらまで爽快な気分にさせられます。1991年の傑作アメリカ映画『テルマ&ルイーズ』を重ねる映画ファンもいるかもしれません。また、改めて良き友の存在が、自分をどれだけ勇気づけ、力をくれるかに気づかせてくれる一作でもあります。

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最終更新:6/20(火) 12:01
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