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総会偽装し交付金受給、不正認める 上峰町の農地管理組織 佐賀

6/20(火) 15:35配信

佐賀新聞

 三養基郡上峰町で農地の維持管理をしている地域住民組織が、総会を開かずに10年間にわたって交付金を受給していた問題で、町が19日、役員に事実関係を確認したところ、不開催や日当を巡る不正を認め「迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した。町は総会を開くように指導し、領収書付きの会計簿など関係資料を事前に提出するように求めた。

 町産業課が「大字堤地区農地・水・環境向上活動協議会」の役員4人から町役場で聞き取った。代表の男性は総会を「7月の早い時期に開く」と説明し、作業日当などの水増しに関しては副代表の男性が自分が行ったと証言したという。

 同課は「4年前から作業日当などの手当を各地区に支出していたようだが、領収を確認するための台帳には、印鑑を押したと言えないような不鮮明なものもあった」と話す。また、2014年に作られた構成員名簿には当時、既に亡くなっていた人の名前もあった。

 総会に職員を派遣するように、住民から文書で要請を受けた町は応じる考えを示している。町は「総会実施を偽るのはあってはならないこと。返還を求める交付金の範囲については、国や県などの上部団体と協議しながら進めたい」と話している。

最終更新:6/20(火) 15:35
佐賀新聞