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文科省“報復人事”に戦々恐々?総理は支持率急落で陳謝

6/20(火) 18:30配信

ホウドウキョク

昨日安倍総理は通常国会閉会を受けて、記者会見を行った。
先週末各社が行った世論調査で、内閣支持率が急落した直後の会見で、果たして総理が何を語るのか注目された。

「小泉ふざけるな」の声にどう対応?

国民に陳謝

総理は会見冒頭、森友学園や加計学園の問題について、「施策とは関係ない議論ばかりに多くの審議時間が割かれてしまった」として、「国民の皆様に大変申し訳なく感じております」と陳謝した。

一方で、「印象操作のような議論に対して、つい強い口調で反論してしまう」と、野党側にも国会混乱の原因があると批判した。

加計学園の獣医学部新設を巡る文科省文書の調査に関しては、「二転三転したかたちとなり長い時間がかかった」として、「こうした対応が政府への不信を招いたことは認めなければなりません」と述べた。

総理は「何か指摘があればその都度、真摯に説明責任を果たしていく」と閉会後も説明していく姿勢を見せたが、具体策は示さなかった。

野党側は前川前文科事務次官の証人喚問を求めているが、与党側はこれを拒否している。
会見で総理が陳謝した背景には、支持率急落への危機感が大きい。

「加計問題」政府の説明不十分…8割超

FNNが先週末行った世論調査では、安倍内閣の支持率は、5月から8.5ポイント下がり、47.6%と、およそ1年ぶりに5割を下回った。

加計学園をめぐる政府の説明については、8割を超える人が、十分だと「思わない」と答えた。

支持率急落は他社の世論調査でも同様で、このままでは都議選への影響は必至だ。
政府は支持率回復が急務であり、はやくも内閣改造人事の情報が飛び交っている。

報復人事があるのでは…

一方、加計学園問題で主戦場となった文科省では、この夏の霞が関人事を巡り、人事権を握る官邸から「報復?人事」があるのではないかと戦々恐々だ。

ある関係者は、「前川さんはとんでもないことをしてくれた。これで文科省の幹部ポストは財務省や経産省の草刈り場になる」と憤りを隠さない。

幹部人事に絡む中堅以上から怨嗟の声

前川氏の今回の行動には、文科省内の若手から支持する声がある一方、幹部人事に絡む中堅以上からは怨嗟の声も大きい。

別の関係者は、「総理は大学改革に力を入れると表明しており、大学を所管する高等教育局や生涯学習政策局あたりの人事は官邸主導となるかもしれない。へたしたら事務次官ポストが奪われる可能性もある」と危機感をあらわにした。
大学改革について総理は、会見の中で、「大学のあり方も変わらなければなりません」と述べていて、「人づくり」のための新たな組織も立ち上げられる。

文科省の高等教育部門は人心一新を求められることになりそうだ。

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最終更新:6/20(火) 18:30
ホウドウキョク

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