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官製談合容疑 倉敷市職員ら4人逮捕 公民館修繕入札、予定価格漏えい

6/20(火) 23:17配信

山陽新聞デジタル

 岡山県倉敷西公民館(倉敷市八王寺町)の施設修繕を巡る一般競争入札で予定価格などを事前にやりとりしたとして、岡山県警捜査2課と児島、倉敷署は20日夜、官製談合防止法違反の疑いで、倉敷市公有財産活用室主任(41)=岡山県早島町若宮=を、公契約関係競売入札妨害の疑いで、いずれも配管工事業「こうげ」の社長(41)=倉敷市中島、取締役(65)=同市西阿知町、従業員(67)=同所=の3容疑者を逮捕した。

 県警は20日夜から倉敷市役所、同市西阿知町の同社など数カ所を家宅捜索。主任が、こうげ側に便宜を図る見返りを受けていなかったかどうかを含め慎重に調べる。

 逮捕容疑は、主任は5月31日に行われた公民館のエアコンの取り換えや配管工事の入札で、市が設定した予定価格などを社長らに漏らすなどした疑い。社長ら3人は情報を基に契約を結び、公正な入札を妨害した疑い。県警は「捜査に支障が出る」として4人の認否を明らかにしていない。

 県警などによると、入札には4社が参加。こうげが336万円で落札した。工事は未実施という。

 主任は1994年に採用され、2015年から現職。公有財産の修繕の積算や入札執行の業務に従事し、予定価格などの情報を知り得る立場にあった。同社は15人程度の会社で、社長は取締役、従業員の両容疑者のおいに当たる。