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中国から運ばれた猛毒ヒアリ 同じ港発のコンテナ 富山新港に/富山

6/20(火) 21:55配信

チューリップテレビ

 先月、兵庫県の神戸港でコンテナの中から国内で初めて発見された猛毒を持つヒアリについてです。
 19日、国が、主要な港湾を管理する全国の自治体などに、「ヒアリ」がいないかを調べるよう求めたことを受けて、県でも、20日から、射水市の富山新港で、調査を始めました。

 20日の調査では、神戸港に運ばれたヒアリの出発地とされる中国・広東省の港から、富山新港にも、コンテナが運ばれていたことが分かりました。
 中国、韓国、ロシアとのあいだで、定期のコンテナ航路が就航している富山新港。
 20日は、韓国からのコンテナ船1隻が入港しました。
 県によりますと、19日、国土交通省から要請があり、県でも、20日から、神戸港に「ヒアリ」を運んだとみられる中国・広東省の南沙港からの荷物がないかなど、調査を始めたということです。
 南米原産の「ヒアリ」は猛毒を持ち、人が刺されると、呼吸困難などを伴う「アナフィラキシーショック」を起こして、死に至ることもあります。
 先月26日、広東省の南沙港から神戸港に陸揚げされ、兵庫県尼崎市に運び込まれたコンテナの中から、ヒアリが、成虫や卵の状態で大量に見つかったため、その後、神戸市が調べたところ、今月16日に、神戸港のコンテナ置き場で、およそ100匹が確認されました。

 「今回、国内で初めて発見されたヒアリは、中国・広東省の港から持ち込まれたものと見られています。その広東省の同じ港で積み込まれたコンテナが、20日朝、富山新港に入港したあの船にも載っていることが分かりました」(五百旗頭記者)

 20日、県が富山新港でおこなった調査では、20日朝、韓国から入港したコンテナ船に、神戸港に運ばれたヒアリの出発地とされる広東省の南沙港からのコンテナ4本が積まれていたことが確認されました。

 このため県では、午後4時過ぎから、コンテナやその周辺でヒアリがいないかを調査し、その結果ヒアリと疑われるものは発見されなかったということです。

 また、兵庫県で、ヒアリが発見される6日前の先月20日に、南沙港を出港したコンテナ1本が、今月4日以降、11日間に渡って富山新港で保管されていたことが分かりました。

 これについても、20日午前11時半から、コンテナの保管場所とその周辺を点検しましたが、ヒアリと疑われるものは発見されなかったということです。

チューリップテレビ