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ふたば未来で放課後の学習支援開始 全国初、NPOが校内常駐

6/20(火) 11:35配信

福島民友新聞

 福島県立中高一貫校「ふたば未来学園高」は19日、全国で教育活動を展開するNPO法人「カタリバ」(東京)を広野町の同校に迎え、放課後の学習支援の取り組みを始めた。「ふたばコラボ・スクール」(仮称)と題し、同法人の職員4人や大学院生、大学生が毎日、同校を訪れ教員と連携して生徒の学びを支える。同校によると、外部の協力者が高校に拠点を置き、学習支援を毎日行うのは全国初の試み。
 「多様性に富んだ生徒が集まっている。先生と協力し、全ての生徒にスポットライトが当たるようにしたい」。拠点長の長谷川勇紀さん(33)は意義を語る。
 同法人は、高校生が本音で語れる「ナナメの関係」に着目、年齢が近い大学生や大学院生らとの対話を通して将来を考えるきっかけづくりを後押ししている。
 東日本大震災の被災地では既に、宮城県女川町と岩手県大槌町でも放課後の学習支援を続けているが、学校内に拠点を置くのはふたば未来学園高が初めて。当面は技術室を利用、7月末までに専用のプレハブを構える計画だ。
 学習支援は無料で、部活動の後でも参加できるように毎日午後8時まで開講される。生徒は自習に打ち込み、常駐する東大や早大の大学院生、慶大の学生らに疑問点を質問する。
 一方、キャリア教育や効果的な学習法を題材にしたイベントを隔週で企画。生徒が気軽に立ち寄って自由に語り合い、学生と和気あいあいと交流する場も用意する。
 長谷川さんは「避難を経験した生徒が自信を取り戻し、復興に貢献できる人材に成長できるようサポートしたい」と意欲を述べた。

福島民友新聞

最終更新:6/20(火) 11:35
福島民友新聞