ここから本文です

安藤ハザマの水増し指示社員、任意で事情聴取

6/20(火) 18:50配信

読売新聞

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染事業を巡る水増し請求事件で、準大手ゼネコン「安藤ハザマ」の本社(東京都港区)を詐欺容疑で捜索した東京地検特捜部が、下請け会社に水増しを指示した男性社員を任意で事情聴取していたことが、関係者の話でわかった。

 男性社員は「だまし取るつもりはなかった」と容疑を否認しているという。19日午前に始まった捜索は、20日未明に終了。特捜部は押収した資料を分析し、動機などの解明を進める。

 同社の発表などによると、同社は2012年と13年に福島県いわき、田村両市から、除染事業を計約88億6000万円(最終契約額)で受注した。男性社員は下請け会社に対し、作業員の1泊当たりの宿泊費や、宿泊者数を水増しした領収証を作成するよう指示。水増し額は、いわき市については約5300万円、田村市は約2700万円に上り、同社は水増しした領収証を両市に提出し、支払いを受けていた。

最終更新:6/21(水) 1:23
読売新聞