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沖縄で記録的大雨 冠水や土砂崩れ被害相次ぐ 南城市で244ミリ

6/20(火) 7:55配信

沖縄タイムス

 沖縄本島地方は19日、活発化した梅雨前線の影響で各地で大雨が降り、道路冠水や床上浸水、土砂崩れなどの被害が相次いだ。南城市糸数では24時間雨量が244ミリ(同日午後11時半現在)に達し、6月の観測記録を更新した。西原町では小波津川の水があふれ、走行中の車が水没して動けなくなるなど交通が寸断された。

 沖縄気象台によると、24時間雨量は久米島で228ミリを記録した。同気象台は本島中南部と北部の一部市町村に土砂災害警報を発令。20日正午まで、斜面付近など土砂が崩れやすい場所での注意を呼び掛けている。

 那覇市、豊見城市、浦添市、宜野湾市、南城市、糸満市、中城村、北中城村、与那原町、西原町は計7万3千世帯、17万7千人を対象に避難準備情報を発令。土砂災害の危険がある地域の住民に注意を促している。

 南城市大里平良ではアパートに隣接する斜面が幅20メートルにわたり崩れた。12市町村が避難所を開設し、20日午前0時現在、西原町と南風原町で5世帯9人が自主避難している。

 沖縄自動車道は大雨のため、19日午後9時すぎから一部通行止めとなった。中城村泊の県道146号も斜面の一部崩壊で通行止めの準備を進めている。

 沖縄タイムスの調べで、床上・床下浸水の被害は少なくとも10件確認された。

 同気象台によると、20日以降は梅雨前線が北上する見込み。沖縄地方は早ければ今週中にも梅雨明けする可能性があるという。

最終更新:6/20(火) 12:05
沖縄タイムス