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強毒のヒアリ 和歌山県内3港でも調査

6/20(火) 16:45配信

紀伊民報

 強い毒があり、刺されると最悪の場合は死に至るアリ「ヒアリ」が、中国広東省の南沙港から兵庫県に運ばれた輸入コンテナ内で国内初確認されたことなどを受けて和歌山県は、新宮港など県内3港でも、最近南沙港からの貨物を受けなかったかなどの調査をしている。もし県民がヒアリを発見した場合は、すぐに県や近くの保健所に連絡してほしいと呼び掛けている。

 ヒアリは南米原産の赤茶色のアリで、体長2・5~6ミリ程度。攻撃性が強く、尻の毒針に刺されると、体質によってはショック死する可能性があり、世界各地で問題になっている。一度定着すれば根絶は困難なため、早期の発見と駆除が重要という。

 ヒアリは5月26日、尼崎市で、コンテナ1個の中から発見された。貨物船が中国広東省の南沙港から運んできたコンテナで、20日に神戸港に到着、陸揚げされ、25日まで5日間保管されていた。コンテナを置いていた場所を環境省が緊急調査していたところ、6月16日、神戸港コンテナヤードの舗装面亀裂部でも約100匹が見つかった。

 国土交通省は19日、全国の港湾管理者に調査を要請。これを受け、県港湾空港振興課は同日、新宮港、日高港、和歌山下津港の県内3港で、5月15日以降に南沙港を出港した貨物の取り扱い実績の有無を調べるよう、管轄の振興局に指示した。結果をまとめ、22日までに国交省に報告する。

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最終更新:6/20(火) 16:45
紀伊民報