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巨人阿部抹消前半戦ピンチ、村田控えるも代打手薄に

6/20(火) 7:52配信

日刊スポーツ

 巨人阿部慎之助内野手(38)が戦線離脱する。19日、出場選手登録を抹消された。前日18日のロッテ戦(東京ドーム)で右膝を負傷。回復へ慎重を期す必要のある箇所で、前半戦復帰は微妙な状況とみられる。球団ワーストの13連敗から上昇ムードに転じて交流戦を終えたが、23日からのリーグ再開に向けて主砲不在という不安材料を抱えた。

【写真】阿部16年は右肩痛で5月まで2軍/主な故障離脱

 主砲の名前が1軍から消えた。18日のロッテ戦で右膝を負傷した阿部は一夜明けて出場選手登録を抹消された。今季はプロ17年目で全試合出場を目標に設定。下半身の状態不良などもあり、65試合中5試合を欠場したが、1軍にはフル帯同していた。だが交流戦を終えてファーム調整を強いられることとなった。

 好事魔多し。ロッテ戦で約1カ月ぶりとなる1発を2打席連続で放ち、通算383号で原辰徳前監督の記録を抜き、球団歴代3位に躍り出た。通算2000安打にも31本と迫った。だが6回の打席で暗転した。頭部付近の高めのボールをよけた際、えびぞり状態となり、後方に倒れ込んで右膝を痛めた。鹿取GMが試合後に「腫れが少しある。明日の状況を見ないと分からない」と話したように、慎重に見極めたが、直近の試合に出場できる状態ではないと判断。29日以降に再登録が可能だが、膝はプレーの根幹に関わる部位。十分な回復を待つ必要があり、7月中旬までの前半戦中の復帰は微妙な状況とみられる。

 阿部の穴は大きい。打率2割5分だが、10本塁打、38打点とチーム2冠に立つ。3、4月の開幕ダッシュは主砲の絶好調ぶりに引っ張られたもの。逆に5月に不振に陥ると、チームも同調して失速した。

 チームは交流戦で球団史上ワーストの13連敗を喫した。だが底を脱し、最後の2カードはソフトバンク、ロッテを相手に5勝1敗と大きく勝ち越した。上昇気流に乗りかけた中、手痛い離脱となった。

 代役には村田が控える。今季はマギーに正三塁手を奪われ、出場機会が限定されるが、交流戦で3戦連発を放つなど変わらず力量は高い。それでもスタメンに回れば、代打が手薄となり、阿部を欠いた影響は隠せなくなる。高橋監督は交流戦を終え「後半からいい形で打線も守りもできている。この形を続けていきたい」と反攻を誓った。底力が問われる。【広重竜太郎】

最終更新:6/20(火) 8:37
日刊スポーツ

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