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果肉も赤いリンゴの化粧品/五所川原の企業が開発

6/20(火) 12:00配信

Web東奥

 青森県五所川原市の「アグリコミュニケーションズ津軽(ACT)」(佐藤晋也社長)が、市名産の果肉まで赤いリンゴ「御所川原」を原材料に使った化粧品を開発し19日、平山誠敏市長に報告した。自然派志向の客層がターゲットで、今夏ごろの販売開始を予定している。従来は廃棄していた、摘果した実や花びらを付加価値の高い化粧品にすることで、リンゴ栽培農家の収入増につなげたい考え。
 完成した化粧品は「AKARIN5(あかりんご)」シリーズの化粧水(120ミリリットル入り)、フェースクリーム(30グラム入り)の2種類。ともに御所川原の果実と花びらから、肌を整える成分が含まれるエキスを抽出して配合した。青森県発の機能性素材・プロテオグリカンも使用している。
 果肉まで赤いリンゴの販売を手掛けるACTがリンゴの利活用策を探る中で、化粧品原料に役立てる案が浮かび、化粧品・健康食品製造販売の「響(ひびき)」(東京)と約1年かけて共同開発した。
 化粧水、クリームともに千個を生産。価格の設定などの手続きが整い次第、販売を始める。
 市役所に平山市長を訪ねた佐藤社長は「保湿性が高い」などと機能性をPR。その上で「今まで捨てていた部分をうまく使い、生産者に還元できる仕組みをつくりたい」と抱負を述べた。同シリーズは五所川原の「五」にちなみ5種類を製造・販売予定といい、現在、残りの3商品の開発を進めているという。

東奥日報社

最終更新:6/20(火) 12:00
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