ここから本文です

むつ市のイルカウォッチ 遭遇率8割

6/20(火) 12:15配信

Web東奥

 青森県むつ市の遊覧船「夢の平成号」で、2017年度から始まった「イルカウォッチングコース」の実績が19日、まとまった。市によると、18日までの1カ月半で、出航した33日間のうちイルカに出合えたのは約8割に当たる26日だった。乗客は計736人で、昨シーズン(16年4~10月)の乗客総数409人を大きく上回った。
 運航に携わった関係者は「ドルフィンウオッチングのルール周知を徹底し、イルカと人間が共存する全国の先進例にしたい」と手応えを感じている。
 むつ市脇野沢港周辺を運航する同コースは、5月3日から始まった。出合えたイルカの頭数は日によってばらばらだが、多い日は100~200頭ほどのイルカの群れに遭遇したという。
 市観光戦略課の畑中正行主幹は「遊覧船の利用客が増え、多くの人に喜んでもらえてよかった」と総括。一方で「イルカに出合えなかったときの乗客対応など、課題も見つかった。ガイドの説明を充実させるなどして、今後に向け改善したい」と話した。
 大学などと共同で、陸奥湾のカマイルカの生態研究をしているNPO法人シェルフォレスト川内(むつ市)の五十嵐健志理事長は「他地域と比べても、これだけのイルカが見られる海はなかなかない。イルカの生活を邪魔しないようルールをしっかりと守り、陸奥湾のイルカを大切にしていきたい」と語った。

東奥日報社

最終更新:6/20(火) 12:18
Web東奥