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中国の労働者、2桁台の賃金上昇率にお別れか-昨年の伸び鈍化

6/20(火) 14:06配信

Bloomberg

中国の労働者は不当な扱いを受けていると感じ始めているのかもしれない。工業利益が大きく伸びる中で、賃金の伸びが昨年鈍化した。

クレディ・スイス・グループのアジアプライベートバンキング担当シニアアドバイザー、陶冬氏(香港在勤)は「予見し得る将来において賃金上昇率が2桁台に戻ることはないだろう。10年余りにわたる継続的な賃金上昇と人民元の強さが中国の競争力を損ねてきた」と述べた。

政府は都市部労働者を「非民間」と「民間」、「自営」の3つに分類。国有企業や上場企業、外国企業を含む非民間分野では昨年、賃金の伸び率が1997年以来の小ささとなった。国家統計局によれば、非民間の賃金は8.9%増の6万7569元(約110万円)。民間分野は8.2%増と、2015年の8.8%増から伸びが鈍化した。

原題:China’s Workers are Saying Goodbye to Double-Digit Pay Raises(抜粋)

Xiaoqing Pi

最終更新:6/20(火) 14:06
Bloomberg