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パリ・シャンゼリゼ通りで車が治安車両に突っ込む 車内から小銃や拳銃

6/20(火) 11:10配信

BBC News

パリ中心部の繁華街シャンゼリゼ通りで19日、乗用車が憲兵隊の車両に突っ込み炎上し、運転していた男は死亡した。車内からはカラシニコフ銃や拳銃、ガス缶が見つかった。

死亡した男は治安当局の監視下にあった。男以外に死傷者は出ていない。

ジェラール・コロン内相は、「攻撃未遂」だったとし、「フランスで治安部隊が再び攻撃の標的になった」と述べた。

フランスでは近年、テロ攻撃が相次いでおり、非常事態宣言が出されている。

今年4月には、同じシャンゼリゼ通りで男が警官らに向けて発砲し、一人が死亡、二人が負傷した。

18日には、国民議会(下院)の決選投票が実施され、エマニュエル・マクロン大統領が率いる新党「共和国前進」が大勝した。

今回の攻撃現場を取材するBBCのヒュー・スコフィールド記者によると、人けのない通りに白い車がドアが一つ開いた状態で停車しており、警察犬が出動している。

現場は警察署の近くで、警官や憲兵の車両が多数停車している場所だという。

犯行に使われた乗用車はルノー「メガーヌ」で、爆発物処理班が現場に派遣され車を調べている。

現場を訪れたコロン内相は、車内で見つかった武器や爆発物で「自動車が爆破される可能性もあった」と語った。

警官らは窓ガラスを割って男を車から引き出さなくてはならなかったと報じられている。

捜査筋によると、男は「イスラム教過激派の運動」のメンバーだったことから、2015年から当局の監視リストに載せられていた。

警察は、パリの南エソンヌ県内にある男の家を捜索しているもよう。

検察の対テロ担当部門による捜査が開始された。現場近くにはエリゼ宮(大統領府)や米国大使館がある。

(英語記事 Champs-Elysees attack car 'had guns and gas' - Paris police)

(c) BBC News

最終更新:6/20(火) 11:12
BBC News