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タイ企業の海外投資、16年は過去最高-軍政嫌気し国外に着目

6/20(火) 15:34配信

Bloomberg

軍政下の不確実性を嫌気し、タイ企業が対外投資を増やしている。

国連貿易開発会議(UNCTAD)によれば、タイ企業による2016年の海外投資は過去最高の130億ドル(約1兆4500億円)。シンガポールとインドネシアの企業が海外投資を減らしたのとは対照的だ。マレーシア企業による対外投資は10年ぶりの低水準だった。

14年の軍事クーデター後、タイ経済は勢いを失い、東南アジアの他国に比べ成長で後れを取っている。国内市場で消費者が支出を抑えていることもあり、アジア最大のセメントメーカー、サイアムセメントなどタイ企業の多くが国外市場に目を転じている。タイ中央銀行によれば、今年1-4月の海外投資は29億ドル。

ドイツ銀行の東南アジア担当M&A(企業の合併・買収)責任者ユージン・ゴン氏は電子メールで、「国内市場はしっかりしているが緩やかな成長だ。タイ企業は地域あるいは世界での勝ち組になろうと比較的大きな野心を抱いている」とコメントした。

原題:Thai Firms Bypass Military Rule to Invest a Record Abroad (1)(抜粋)

Karl Lester M Yap, Joyce Koh

最終更新:6/20(火) 15:34
Bloomberg