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FDA、E175を最大6機発注 18年春から受領、14機体制に

6/21(水) 11:01配信

Aviation Wire

 エンブラエルは現地時間6月20日、フジドリームエアラインズ(FDA/JH)がリージョナルジェット機エンブラエル175(E175)を3機確定発注したと発表した。別途3機の購入権を含む契約で、FDAが6機すべてを購入した場合の総額は、カタログ価格で2億7400万米ドル(約305億円)にのぼる。

 FDAは2009年に2機のE170で運航を始め、現在の機材はE170(1クラス76席)が3機とE175(1クラス84席)が8機の計11機で、エンブラエル機で統一している。今回発注した3機のうち、最初の機体は2018年春に受領を予定しており、その後は毎年春に1機ずつ受領し、14機体制に増機する。

 客室仕様などは、既存機と同じものを予定。同社の機体は1機ごとにカラーリングが異なるのが特徴で、発注した3機の色は順次公表する。

 今回の発注分による増機で、拠点とする県営名古屋空港(小牧)、静岡空港、札幌の丘珠空港、松本空港のうち、丘珠や静岡の発着便を中心に増強を検討。既存路線やチャーター便の増便を進める。

 FDAの鈴木与平会長は、E175を「無理がない。故障が少ない」と安定性の高さを評価。飛行時間が長いチャーター便が増えてきたこともあり、今後は機内Wi-Fiサービスの導入も検討するという。

 エンブラエルは、開発中の「E2」シリーズで最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)を出展している。E2シリーズは、現行のE170とE175、E190、E195の4機種で構成する「Eジェット」の後継機。E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成する。

 2018年の納入開始を目指すE190-E2のメーカー標準座席数(シートピッチ31インチ)は1クラス106席、2019年前半から納入予定のE195-E2は同132席、2020年納入開始予定のE175-E2は同88席としている。

 鈴木会長は、「将来は座席数を増やしていきたい」と語り、E175より1クラス大きいE190-E2に関心を示した。一方、今回パリ航空ショー初出展となった三菱航空機が開発中の「MRJ」については、「真剣に考えているが我々は小さな会社なので、全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)の実績を拝見させていただいてから検討したい」と語った。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:6/21(水) 11:01
Aviation Wire