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高雄の鉄道地下化、線路跡地は約15キロの緑地帯に/台湾

6/21(水) 18:52配信

中央社フォーカス台湾

(高雄 21日 中央社)南部・高雄市では、在来線・台湾鉄道の線路地下化工事が進められている。工事終了に伴ってできる約15キロの線路跡地は整備を経て、都会のグリーンベルトに生まれ変わるという。

地下化工事は、左営、高雄、鳳山の3駅を地下駅にするほか、新駅設置や駅周辺の再開発なども含む大掛かりなプロジェクト。2009年に着工しており、対象区間は2018年8月に開通する見通し。高雄市政府はこれに伴い、線路跡地の整備に着手した。

同市工務局によると、整備区間は15.37キロ。沿線一帯は発展しており、開発の必要がなかったことから、都心部の緑地帯にする案が生まれたという。同局は、路面に排水性と通気性に優れた素材を用いることで、地下の土壌を有効活用し、ヒートアイランド現象緩和のほか、集水機能の強化なども期待できるとしている。

緑地帯は、各地点の幅や広さに合わせて、広場やサイクリングロードなどが設けられ、沿線付近を流れる鼓山運河とも連結して、水と緑に包まれた憩いの場が誕生するという。完成予定は2020年。

(王淑芬/編集:塚越西穂)