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物を大切にしたくなる名言「100回言われるより…」 ボンドのコニシ、キャッチコピーが話題 狙いを聞く

6/22(木) 6:50配信

withnews

 「物を大切に」 100回言われるより、1回つくる方が、身につく――。接着剤の総合メーカー「コニシ」(大阪市)が1年前に公開した広告キャッチコピーが、ツイッター上で「名言だ」と注目を集めています。幼いころの体験に訴えかけるフレーズで、「身につく」と接着剤の「つく」がかかっています。どんな思いで作った広告なのか? 広報担当者に聞きました。

【画像】話題の広告はこちら。「ボンド木工用だけ有名で困ってます」という自虐的な紹介ページも紹介

ツイッターで話題に

 今月19日、ツイッターに投稿された画像。コニシの『ボンド 木工用』の広告を写したもので、「いや、もうこれ死ぬほど名言でしょ」という文言が添えられています。

 画像に写っているキャッチコピーは「『物を大切に』 100回言われるより、1回つくる方が、身につく」。

 この投稿に対して、「本当にその通りだと思う」「『作る苦労を知る』こと以外に『直せることを知る』ことの大切さも含んでいる気がする」といったコメントが寄せられ、リツイートは7万、いいねは11万を超えています。

 この広告にどんな思いが込められているのか? コニシの広報担当者に話を聞きました。

広報担当者に聞きました

 ――キャッチコピーに込めた思いは

 「弊社には約6000種類の製品があり、一般家庭用や住宅関連用、産業資材用など様々な用途の製品があります。その中で今回は『ボンド 木工用』をメインに制作しました。広告を見た方に、幼いころ使っていたことを思い出していただければ、と思ったからです」

 「『物を大切にしなさい』と教えられたことは何度もあったと思いますが、なかなか頭に入ってこない、ただし自分で作ったモノは意外と大切にしていた、という経験はありませんか? 子どもだけでなく、大人にもその気持ちを思い出していただき、『モノを大切にする』という気持ちをもっと持ってほしい。また、『モノづくりの楽しさ』を今の子どもたちにも知ってもらいたい。そしてモノづくりを『くっつける力で』これからも応援していきたい、という思いで制作しました」

 ――いつごろ作ったものですか

 「2015年秋ごろから検討し、2016年4月1日に東海道新幹線の東京駅に掲出しました。その後は新大阪駅や、大阪市営地下鉄堺筋線の北浜駅などに掲出しています」

 ――話題になったことについては

 「初めて東京駅に掲出したときは、『看板を見たよ!』とよく言われましたが、キャッチコピーについてはあまり反響がありませんでした。1年が過ぎてからこのような状況になり、驚いています。しかし、皆さんの反応を見ていると『思いが伝わっているんだな』とうれしく思っています。これからも皆さんのモノづくりのパートナーとなるような製品開発を進めていきたいと思います」

最終更新:6/22(木) 6:50
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