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世界ランク2位浮上の松山英樹 7月「全英オープン」制覇の確率

6/21(水) 11:03配信

東スポWeb

 男子ゴルフの「全米オープン」(18日=日本時間19日)でメジャー自己最高の2位になった松山英樹(25=LEXUS)に新帝王トム・ワトソン(67=米国)ら大御所から称賛の声が相次いだ。日本人男子初のメジャー制覇にあと一歩と迫った怪物は、19日付世界ランキングでも自己最高の2位に浮上。次のメジャー「全英オープン」(7月20日~、ロイヤルバークデールGC)での悲願達成にも太鼓判を押された。その根拠とは――。

 ブルックス・ケプカ(27=米国)のメジャー初優勝で幕を閉じた約2時間後、日本プロゴルフ協会主管「ネスレ招待日本プロマッチプレー選手権レクサス杯」(8月17日~、北海道・恵庭CC)のグローバルアンバサダーに就任したワトソンが千葉県内のコースで会見に臨んだ。

 当然、そこで挙がったのは松山の話題。2012年の「マスターズ」でまだアマチュアだった松山と同組でプレーした経験もある新帝王は「数年前からメジャーで勝つ選手だと思っていた」と活躍にも納得顔。パッティング、飛距離など、メジャーで勝つためのあらゆる武器を身につけているとして「彼には“フルツールボックス”というニックネームを付けたい」と話した。

 会見後に行われたワトソンと日本プロゴルフ協会・倉本昌弘会長(61)のマッチプレー対決の解説を務めた丸山茂樹(47=セガサミーHD)は「勝つためには(スコアを伸ばした)2日目、最終日のゴルフを毎日やること。実際に勝つ人はそう。どこかでビタッとはまる時が来るでしょう」。近い将来のメジャー制覇に期待を寄せた。

 松山は最新の世界ランクでも日本勢史上最高となる2位に浮上。上にいるのはダスティン・ジョンソン(32=米国)だけ。世界ナンバーワンの称号も視界に捉えた。

 大きな期待がかかる「全英オープン」を前に、松山はリンクスで行われる欧州ツアー「アイルランド・オープン」(同6日~)に出場する。事前にリンクスでプレーするのは初の試みだ。

 前回ロイヤルバークデールGCで開催された08年大会ではパドレイグ・ハリントン(45=アイルランド)が前年に続く連覇を果たし、全英2勝、当時53歳のグレッグ・ノーマン(62=オーストラリア)がV争いの末に3位に入った。厳しい寒さと風雨のなか、リンクスでの経験値が必須の大会となった。

 松山の「全英」の最高成績はミュアフィールドで行われた13年大会の6位。そこから経験も重ね、リンクスを模した今回の「全米オープン」を攻略したことで、すでにいっぱいに詰まっている松山の“ツールボックス”には「リンクス慣れ」というアイテムも加わりつつある。メジャー初制覇は時間の問題。歓喜の瞬間はもうそこまで迫っている。

最終更新:6/21(水) 11:31
東スポWeb