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引退ひふみん一夜明け「スッキリ!!」生出演で心境告白「もう、この辺でいいのかな」

6/21(水) 11:03配信

東スポWeb

 将棋棋士の加藤一二三九段(77)が21日、日本テレビ系「スッキリ!!」に出演し、引退から一夜明けた心境を語った。

 加藤九段は20日に都内で行われた竜王戦ランキング戦6組で高野智史四段(23)に敗れ、年齢規定により引退が決まった。拍手の中、スタジオに登場した加藤九段は、MCの加藤浩次(48)から花束を贈られ笑みを見せた。

「勝つことしか考えていなかった」という最後の対局で、中盤から劣勢になった加藤九段は粘りの将棋をしたが、敗戦が確定した詰みになると退出。20分後に対局室に戻り、「(対局を振り返る)感想戦はなし」と告げ、その後「参りました」と投了すると無言で会場を後にした。

 退出した20分に何を考えていたかを聞かれた加藤九段は「たくさんの報道の方にマイクを突き付けられると困るので、対応を考えていた」と説明。きちんとした会見の場で話すことになるという。

 対局中の夕食をいつもの“勝負飯”うな重ではなく、カキフライ定食と唐揚げ定食(メニューになかったため、実際に食べたのは天ぷら定食)に変えたのは「3か月前に食べて勝ったので、気分転換のため」と語った。

 引退については「数年前から家族と話し合って覚悟していたこと。それがついに来た。もう、この辺でいいのかなと思っています」と淡々と語った。今後の活動は「戦うことはできませんが、教えたり、本を書いたりします」と将棋に携わっていくことを宣言。複数の出版オファーが来ていることも明かした。

 また、加藤九段は対局中に歌う賛美歌を披露。「これからはクラシック、タンゴなど音楽を楽しみたい」と話した。

 今日21日は、藤井聡太四段(14)が公式戦最多連勝タイ記録となる「28連勝」をかけて澤田真吾六段(25)と対局する。加藤九段は、藤井四段の強さを「相手の出方をうかがわず、最初から攻めまくる」「冴えた攻めでミスをしない」と分析し「勝つ確率は60%」とした。

最終更新:6/21(水) 11:19
東スポWeb