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〔NY外為〕円、111円台半ば(20日)

6/21(水) 6:30配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】20日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言などを受けて売り買いが交錯し、1ドル=111円台半ばの水準を中心にもみ合いとなった。午後5時現在は111円40~50銭と、前日同時刻(111円47~57銭)比07銭の円高・ドル安。
 この日は、ニューヨーク市場の取引が始まる前後の時間帯に円を買ってドルを売る動きが活発化。円は取引序盤に111円32銭まで上昇していた。しかし、ボストン連銀のローゼングレン総裁が朝方の講演で、米国内外の現行の低金利政策は金融の安定を脅かすリスクがあるとして、FRBなど主要中銀に金融政策を早期に正常化するよう警告。これを受けてドルが買われ、円は111円台後半に押し戻された。
 しかし、前日夜に講演を行ったシカゴ連銀のエバンズ総裁がこの日朝も米CNBCテレビとのインタビューで、最近のインフレ指標の低迷に警戒感を表明。FRBが想定する「年内あと1回」の利上げは慎重に進めるべきと発言したことなどから、円はあと111円台半ばに持ち直し、底堅い値動きとなった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1129~1139ドル(前日午後5時は1.1144~1154ドル)、対円では同124円04~14銭(同124円28~38銭)。

最終更新:6/21(水) 13:26
時事通信