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【ドイツ】Ifo、今年の成長見通し1.8%に 内需とユーロ経済回復で上方修正

6/21(水) 11:45配信

NNA

 Ifo経済研究所は20日、ドイツの今年の国内総生産(GDP)成長率が1.8%になるとの見通しを明らかにした。好調な内需とユーロ圏の経済回復による輸出拡大を背景に、昨年12月に発表した予測の1.5%から上方修正した。
 Ifo経済研究所は20日、ドイツの今年の国内総生産(GDP)成長率が1.8%になるとの見通しを明らかにした。好調な内需とユーロ圏の経済回復による輸出拡大を背景に、昨年12月に発表した予測の1.5%から上方修正した。
 Ifoは、上半期(1~6月)の経済活動の活発化が来年も続くと予想。英国の欧州連合(EU)離脱決定やトランプ米大統領の就任に伴うリスクは、年初から後退したという。内需は特に建設と個人消費がけん引しているが、この勢いは製造業にも広がっていると指摘する。2018年の成長率も0.2ポイント引き上げて2%とした。
 労働市場については、今年の就業者数は4,419万人と昨年の4,360万人から増えて過去最大になると予想。来年も4,457万人を見込む。失業者数は昨年の269万人が今年は254万人、来年は244万人まで減少し、失業率も昨年の6.1%が今年は5.7%、来年には5.5%まで低下すると見ている。
 一方、インフレ率は昨年に0.5%と低い水準にとどまっていたが、今年は1.7%、来年は1.6%になると予測する。
 財政収支については、今年の黒字額は191億ユーロと昨年の264億ユーロから縮小するものの、来年には229億ユーロに回復する見込み。経常黒字は今年が2,650億ユーロと昨年より40億ユーロ弱増え、来年には2,790億ユーロに達すると予想している。
 なおドイツ政府の見通しはやや慎重で、4月に公表したGDP成長率の予想では、今年が1.5%、来年が1.6%となっている。[労務]

最終更新:6/21(水) 11:45
NNA