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武田氏「C大阪・尹晶煥監督の手腕に魅力」

6/21(水) 16:45配信

東スポWeb

【武田修宏の直言!!】先日、J1C大阪の練習を見学させてもらったんだけど、なかなか興味深い内容で非常にためになったよ。C大阪は今季J1昇格組だけど、15節終了時点で首位と勝ち点差2の暫定2位。正直、シーズン前はここまで上位にくるとは思っていなかった。でも、練習を見ていると、勝つチームにはちゃんと理由があると思ったね。

 韓国人の尹晶煥監督(44)の戦術は一貫していて、縦パスを入れて周りがフォローするというもの。簡単なことに思えるけど、その意識づけを徹底してやっている。一緒に練習を見たクラブOBの森島寛晃さん(45=C大阪アンバサダー)も「その形をつくることに時間をかけている」と話していた。

 C大阪にはMF山口蛍(26)、MF清武弘嗣(27)、FW柿谷曜一朗(27)、FW杉本健勇(24)といった日本代表クラスが揃っているけど、練習や試合を見ている限りでは「いい選手がいるから強い」という印象はない。MF山村和也(27)をDFからコンバートしてトップ下に置き、攻守の切り替えがスムーズになったことが強さの源。選手の適性を見極める監督の眼力はかなりのものだよ。

 もともと尹監督は鳥栖を率いていた時も守備の整備には定評があったし、夏場でチーム力が落ちるチームづくりはしていない。戦術も戦略性も感じない日本代表の試合を見た後だけに、こういうチームと監督に魅力を感じずにはいられないね。

☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

最終更新:6/21(水) 16:45
東スポWeb