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『Forza Motorsport 7』最高にリッチなドライブ体験を約束してくれるレースゲームの、現状判明している要素をまるごと紹介【E3 2017】

6/21(水) 18:32配信

ファミ通.com

文・取材・撮影:編集部 古屋陽一

●朗報! 鈴鹿サーキットも復活します
 2017年6月13日~15日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大のゲーム見本市E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2017。ここでは、会期中に行われた『Forza Motorsport 7』のセッションをお届けするのだが、つくづく思うのが、『Forza』シリーズの優等生ぶりである。たぶん、何かの折に開発元のTurn 10 Studiosのクリエイターも発言していたと思うのだが、『Forza』シリーズはXboxの節目にリリースされ、ハードを牽引する役割を果たしてきた。というか、そもそも1作目『Forza Motorsport』が2005年に発売されてから、12年で7作とは、なんという健康優良児ぶり。関連タイトルである『Forza Horizon』シリーズを入れると、12年で10作である。

2005年『Forza Motorsport』(Xbox)
2007年『Forza Motorsport 2』(Xbox 360)
2009年『Forza Motorsport 3』(Xbox 360)
2011年『Forza Motorsport 4』(Xbox 360)
2012年『Forza Horizon』(Xbox 360)
2013年『Forza Motorsport 5』(Xbox One)
2014年『Forza Horizon 2』(Xbox One、Xbox 360)
2015年『Forza Motorsport 6』(Xbox One)
2016年『Forza Horizon 3(Xbox One)
2017年『Forza Motorsport 7』(Xbox One)

 コンスタントにリリースし続けることで、着実に技術力を高めてきたのが、『Forza』シリーズだと言えるのかもしれない。最新作である『Forza Motorsport 7』は、Xbox One Xのポテンシャルを知らしめるためにリリースされるタイトルだ。Turn 10 Studiosのアート・ディレクターであるスコット・リー氏は言う。「『Forza Motorsport 6 Apex』では、初めてPCで4Kレゾリューションを実現して、多くを学ぶことができました。大きな成功を収めた『Forza Horizon 3』では、4K、30fpsを実現し、今日の足がかりを作りました。そして、『Forza Motorsport 7』はXbox One Xでネイティブ4K、60fpsで稼動しています」。

 そのうえで、『Forza Motorsport 7』を、“私たちが作ったもっとも美しいゲーム”、“レーシングの基本に戻って再び創造した”、“『Forza』シリーズは、月間480万人のアクティブユーザーを抱える世界最大級のレーシングコミュニティー。プラットフォームに関わらず、コミュニティーを一体化したいと思った”と説明。新たなシングルキャンペーン“Forzaドライバーズカップ”のデモをスタートした。デモを見る限りでは、“Forzaドライバーズカップ”に用意されているディビジョンは5種類。「キャンペーンは、“大きい”と感じられるものにしたかったんです。キャンペーンをクリアーするのはたいへんですが、全部をプレイすれば達成した満足感が得られます。チャンピオンシップで勝者となれば、トロフィーを獲得できるのです」とリー氏。

 デモで披露されたのは“シーカーチャンピオンシップ”。リー氏のプレゼンからは、「異なるディビジョンで異なるクルマを使える」、「“メルセデスオープントラック”など変わったものもある」、「好きなクルマで続けてもよいし、オープンシリーズで好きなレースを選択してもよい」といったコメントも聞かれた。以下、本作のカバーカーであるポルシェ911GT2 RSをドバイのコースで走らせながら、『Forza Motorsport 7』に関する情報を教えてくれた。以下、要点をかいつまんでご紹介しよう。

・“Forzavista”では、これまでのシリーズ作同様に、クルマの詳細を観察することができます。本作で、4K用にシステムの書き直しを行い、全部で700台以上収録しています。ほかのどのゲームよりも多くのフェラーリやランボルギーニ、ポルシェを提供しています。

・ビジュアルとフィーリングから、極めてリアリスティックなレース経験ができます。それこそ、すべてが詳細かつ正確に描かれています。パーティクルが増え、実物への再現度が上がっています。

・全ゲームがPCでもプレイできるのは初めてで、発表できたのはとてもうれしいです。これはファンの皆さんの強い要望で実現しました。

・プレイステーションのプレイヤーは、DUALSHOCKやハンドルコントローラーを使って、PCでプレイできます。

・カーフィジックスやカメラフィジックスも改善されています。ふつうはすべてのトラックをレーザースキャンしますが、本作ではフォトグラメトリー(写真測量法)を導入しました。実際にドバイへ行き、数1000枚の写真を撮影して、そこから情報を得て、これまででもっともリアルな環境を実現しています。正確に再現された環境は、レースファンのドライビング経験を格段にリッチにします。空間が正確に再現されているので、よりスピード感やスリルが増すんです。

・“ダイナミックウエザーシステム”によっても、レーシング経験が増幅されます。晴天が一転して暗くなったりします。そのときのドライブ感覚やビジュアルは、2度と同じ状況ではありせん。

・ドライブ感覚もリアルにしたかったので、コックピットも、スピードやギアチェンジだけでなく、ハンドル、ミラー、ワイパーの振動が感じられるようにしています。これらはカーフィジックスから来ています。運転しながらクルマの危険性やパワーを感じてほしいです。

・レース終了後、シリーズでの自分のポジションが確認できるようにしました。コンテンツが非常に多いので、整理して提供できるようにしています。メニューでは、リワードを得る新しいシステムが導入されています。

・XPが上がってレベルアップしていきますが、本作ではカーコレクションがマイルストーンになります。クルマがディスカウントされたり、ドライバーギアが入手できます。クルマを集めていくと、入手できるものがさらにレアなものになっていくんです。マルチプレイでユニークなクルマやギアを持っている人がいたら、相当なクルマのコレクションを持っているのだということがわかりますよ。

・マルチプレイヤーのロビーでは、ペットレーンでギアやペイントジョブを施したドライバーと会えます。本作で初めてドライバーがクルマから出られるようになりました。ドライバーは男女選択が自由で、服装はバラエティーに富んでいます。300種類以上のアイテムを用意していて、まさに本物らしいスポーツカルチャーを表現しています。

 最後に日本の『Forza Motorsport』シリーズファンに朗報が。本作では、久しぶりに鈴鹿サーキットが収録されるというのだ。「スズカは私たちのお気に入りのコースのひとつで、本作に入っています。実際にスズカに行って、キャプチャーし直しました」とのこと。『Forza Motorsport 7』では、最先端のグラフィックで、鈴鹿サーキットも走れるというわけです! 『Forza Motorsport 7』が発売される10月3日がますます楽しみです!

最終更新:6/21(水) 18:32
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