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【テニス ゲリー・ウェバーOP】錦織 今季初芝戦で苦闘の初戦突破

6/21(水) 16:45配信

東スポWeb

【ドイツ・ハレ20日発】男子テニスのゲリー・ウェバー・オープンシングルス1回戦で世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)は同34位のフェルナンド・ベルダスコ(33=スペイン)に6―7(7―9)、6―3、6―4のフルセットで逆転勝ちし、今季芝の初戦を飾った。

 今大会はウィンブルドン選手権(7月3日開幕、英国・ロンドン)の前哨戦。ベルダスコとはペアを組んでダブルスに出場を予定しており、異例の組み合わせとなった。芝を最も苦手とする錦織は第1セットを失うと、その後も苦しい戦いを強いられた。勝つには勝ったものの「芝では(今季)初めての試合で、簡単ではなかった」と笑顔はなかった。

 クレー(赤土)コート最終戦の全仏オープンは準々決勝で敗退。複数の故障不安を抱えながらも、昨年の成績を上回り、復調の気配を示した。しかし、同時に0―6や1―6など一方的なセットも目立ち、日本テニス協会の福井烈専務理事(59)も「波がある。実力はあんなものじゃない」と課題を挙げた。

 芝シーズンに入っても、引き続き修正が必要となる。福井氏はそのカギを「(芝は)無欲でいってほしい」と話す。ウィンブルドンを控えているものの、4大大会初制覇の野望を一度リセットし、テニス選手として原点に戻ることが現状打破につながると見ている。

 2回戦は同38位で198センチの“巨人”カレン・ハチャノフ(21=ロシア)が相手。過去の戦績は錦織の1勝だが、芝では威力倍増のビッグサーバーだ。大きな壁も、勝利に徹することで道が開けてくる。

最終更新:6/21(水) 18:02
東スポWeb