ここから本文です

【スペイン・サッカー】今度はマンU・モウリーニョ監督が脱税起訴…外国人高額所得者狙い撃ちの背景

6/21(水) 16:45配信

東スポWeb

 スペインの検察当局は20日、サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督(54)を脱税で起訴したと発表した。当局によると、過去にスペイン1部レアル・マドリードを率いたポルトガル人のモウリーニョ氏は2011年に160万ユーロ、12年に170万ユーロの総額330万ユーロ(約4億1000万円)の納税を怠ったという。

 同じく脱税容疑で13日に起訴されたRマドリードのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(32)はスペインの裁判官に出廷を命じられた。脱税額は1470万ユーロ(約18億2000万円)も本人は不正を否認。地元メディアは、今回の嫌疑に不満を募らせたC・ロナウドが移籍を決意したと報じるなど、大騒動に発展している。

 スペインでは13年にバルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(29)が07年から09年までの所得税400万ユーロ(約5億円)の脱税で起訴。5月にスペインの最高裁判所から有罪判決を受け、懲役21か月が言い渡された。他にも同MFハビエル・マスケラーノ(33)も脱税で追徴課税を支払った。

 メッシは2年以下の懲役は執行猶予となる同国の法律で収監は免れたものの、ブラジル代表FWネイマール(25)も含め、ここ数年は高額所得を得ているサッカー選手が“ターゲット”にされている。この背景にはスペインの深刻な財政危機があると見られている。

 国民に重い負担を強いる一方で、米「ESPN」はメッシの脱税が浮上した際、当局が外国人の高額所得者を狙い撃ちした可能性を指摘していた。C・ロナウドが退団することになれば、スペインに移籍するスター選手が激減するのは間違いなく、同国サッカー界は窮地に追い込まれそうだ。

最終更新:6/21(水) 16:45
東スポWeb