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韓日外相が電話会談 慰安婦問題で平行線も対北協力では一致

6/21(水) 16:52配信

聯合ニュース

【東京、ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と日本の岸田文雄外相が21日、電話会談を行った。19日の康氏の就任後、初の会談となる。両氏は旧日本軍の慰安婦問題を巡る韓日合意については立場の違いを改めて浮き彫りにした一方、対北朝鮮での協力では一致した。

 電話会談は日本からの要請で20分ほど行われた。外交部によると、康氏は慰安婦合意について「韓国国民の大多数と被害者たちが受け入れられずにいるのが現実だ」とし、「こうした点を直視し、双方が共に努力して賢く解決していくべきだ」と述べたという。合意の履行や破棄については立場を明示せず、文在寅(ムン・ジェイン)政権の基本的立場を改めて示した格好だ。

 これに対し岸田氏は、慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決をうたった合意の「着実な履行が必要だ」と述べた。

 一方、北朝鮮がミサイル発射などの挑発を繰り返していることに対し、両氏は深刻な懸念を共有した。制裁や対話などあらゆる手段を用いて北朝鮮の完全な核廃棄という目標を達成するため、韓日、韓米日が緊密に協力することで一致した。

 また、康氏は「日本は基本的価値と戦略的利益を共有する近しい隣国であり、両国の関係が未来志向的な成熟した協力パートナーに発展するよう希望する」と述べた。岸田氏はこれに対し、「戦略的利益を共有する重要な隣国である韓国と、国民同士の交流を含む未来志向的な関係を発展させるため、共に努力したい」と応じた。

 両氏は、今年日本で開催予定の韓日中首脳会談を早期に開くために協力することで一致したほか、早い時期に顔を合わせ、両国の懸案を協議することにした。

 また、日本の文部科学省がこの日、独島は日本固有の領土で韓国が不法占拠していると明記した小中学校の学習指導要領解説書を公表したことと関連し、康氏は強い遺憾の意を示したという。

最終更新:6/21(水) 17:26
聯合ニュース