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恵比寿★マスカッツ「喜怒愛楽」ツアー千秋楽、初代メンバーもダメ出し&エール

6/21(水) 20:55配信

音楽ナタリー

恵比寿★マスカッツによる単独ツアー「恵比寿★マスカッツ 喜怒愛楽ツアー『全国イク行く~▼』」の最終公演が、昨日6月20日に東京・LIQUIDROOMで行われた。

【写真】山根のクソババアが押す椅子に乗って登場した明日花キララ。(写真提供:ポニーキャニオン)(他40枚)

1stアルバム「喜怒愛楽」の発売に前後して、4月16日より全国5カ所のCLUB QUATTROを回るツアー「大トロ・中トロ・クアトロツアー2017~大漁~」、そして5月13日からの「喜怒愛楽ツアー」と、立て続けのツアー2本で合計17公演を行った彼女たち。「喜怒愛楽ツアー」ではリーダー明日花キララがギックリ腰を患い、出演を予定していた4公演を欠席するという不測の事態に見舞われたが、最終公演にはメンバー25名が集結した。ただし腰が完治していない明日花は、キャスター付きの椅子に座ったままパフォーマンスを行うことに。明日花のステージ上での移動は、恵比寿★マスカッツのレギュラー番組「マスカットナイト・フィーバー!!!」でおなじみの“山根のクソババア”が手押しでサポートした。

メンバー古川いおりの「感情むき出しの汗かきまくりでお楽しみください」という場内アナウンスのあと、オープニングDJを務めた芸人・デッカチャンに1人ずつ呼び込まれステージに集合したマスカッツは、1stアルバム「喜怒愛楽」から“怒”を表現したロックナンバー「バッキャロー」で勢いよくライブをスタートさせた。椅子に乗って登場した明日花も「ファイナルなのにギックリ腰だよバッキャロー!」と叫びながら、山根のクソババアと二人三脚でステージを所狭しと駆け回る。冒頭から大いに盛り上がる中、ハードなダンスチューン「Pressure Bomber」、初代から受け継がれた「バナナ・マンゴー・ハイスクール」、阿佐ヶ谷姉妹・美穂の理想の恋愛を歌にしたバラード「コイノウタ」など7曲が連続で披露された。

リーダー明日花は長かったツアーを振り返り、「実りのあるものになりましたねえ。成長したと思いますよ」と感慨深そうに語ったが、彼女が「喜怒愛楽ツアー」に参加するのは千秋楽となったこの日が初めて。明日花は「偉そうに。リーダーだけ初日ですよね」「あんなに気合い入れてたのにギックリ腰なんて、ポンコツぶりがひどすぎる」というもっともな批判を浴びるも、「力強くお弁当手配したりしてたから」と食い下がる。しかしステージ勘のにぶった明日花は用意されたMCも噛んでしまい、結局ツアー中ピンチヒッターとして彼女の欠席を穴埋めした古川にバトンタッチ。「ここからは恵比寿マスカッツの歴史を振り返ります」という古川の流暢な説明から、2008~13年に活躍した“初代”マスカッツの活動を振り返るコーナーへ。ここでは現在の“第2世代”マスカッツが「スプリングホリデー」「チヨコレイト」「親不孝ベイベー」「12の34で泣いて」と初代のナンバー4曲をリスペクトの気持ちを込めて歌った。

ライブ後半は、アルバム「喜怒愛楽」に収められたグループ内ユニットの楽曲が次々と登場。このコーナーでは神咲詩織がピアノを弾き、マスカッツの“副キャップ”川上奈々美がギターをかき鳴らすメタルナンバー「なにかとMonster」、マスカッツ内の遊び人4人が歌うディスコチューン「クレイジーZOO」、「マスカットナイト・フィーバー!!!」でおなじみのピンポン三姉妹による「ピン×ポン デューサー」の3曲が用意されたが、今回のツアーは各公演ごとに異なる選抜メンバーで回っていたため、正規メンバーによるパフォーマンスは各ユニット共この千秋楽でのみ実現した。ユニットコーナーが終わるとライブもいよいよ大詰め。明日花は「あと2曲、全力で盛り上がっていけますかー? グチョグチョになるまでライブとセックスがしたいかー!」と観客を煽ろうとするも、どうにもぐだぐだになってしまい、今度は自ら古川にバトンタッチ。改めて古川が「グチョグチョになるまでライブとセックスがしたいかー!」とフロアを焚き付けると、最後はメンバー全員で「いまどきチャンス」「ビビるBodyでBoo」の2曲を歌い、完全燃焼でステージを終えた。

アンコールでは、神咲が坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」を1人黙々と演奏して「ああ……気持ちいい……」と悦に入ったり、スーブーと吉澤友貴を従えた明日花がラップを披露したり、金髪を逆立てた由愛可奈がタップダンスに乗せてX JAPANの「Rusty Nail」を熱唱したりとやりたい放題。さらに「私たちと一緒に最高の絶頂を迎えましょう!」という明日花の合図から、1stシングル「TOKYOセクシーナイト」、ライブ本編でも歌われたライブの人気曲「Jumping Bee」「バッキャロー」と3曲が歌われた。明日花が「私たちには夢があります。それは初代の皆さんが立った舞浜アンフィシアターに立つことです。目標に向かっていきますので皆さんもついてきてください」と第2世代の決意を新たにし、「みんなの決意が固まったところで校歌を歌いましょう」とラストナンバーを歌おうとしたところで、突然「マスカットナイト・フィーバー!!!」MCの大久保佳代子(オアシズ)がアイドルソングを歌いながらステージへ。「マスカッツの7年の歴史の重さを理解できましたか?」とメンバーにダメ出しする大久保は「もう1人言いたい人がいる」と、初代マスカッツの初代リーダー・蒼井そらを呼び込む。蒼井は明日花に「お前MC超ヘタ」、田森美咲に「(ツアーの地方公演で)新幹線に乗り遅れたらしいな」、スーブーに「ブスを受け入れろって。あとウンコ流さないらしいな」、藤原亜紀乃に「顔がダサい」、白石茉莉奈に「まんじゅうのやつ(「マスカットナイト・フィーバー!!!」の人気企画)すげー面白いよ。あれならアンフィ行けると思う」、葵つかさに「お前は週刊誌に気を付けろ」と第2世代を的確に批評していく。

蒼井はさらに、同じく会場に足を運んでいた初代メンバーを呼び込み、麻美ゆま、安藤あいか、小倉遥、推川ゆうり、栗山夢衣、児玉菜々子、篠原冴美、西野翔、希島あいり、結夜といった懐かしい顔ぶれがステージにそろうと、場内にはどよめきと歓声が巻き起こった。麻美が「マスカッツは愛に包まれたグループですね。皆さんでアンフィシアターまで連れていってください」と観客に呼びかけると、思わず目に涙を浮かべる第2世代メンバーの姿も。最後は初代と第2世代で「バナナ・マンゴー・ハイスクール」を合唱し、にぎやかにツアーの幕を下ろした。

またアンコールでは、大久保から唐突に「8月19日、Zeppで『マスカッツ夏のペロペロ祭り』が決定したから」という次回のライブが告知された。ライブの正式タイトルは「夏のペロペロ祭り2017 ~山根も浴衣に着替えたら?~ in Zepp Tokyo」。詳細は追ってアナウンスされるので、ファンは楽しみにしておこう。

恵比寿★マスカッツ 喜怒愛楽ツアー「全国イク行く~▼」最終公演
2017年6月20日 LIQUIDROOM セットリスト


01. バッキャロー
02. Pressure Bomber
03. バイバイダーリン
04. バナナ・マンゴー・ハイスクール
05. Sexy Beach Honeymoon
06. Jumping Bee
07. コイノウタ
08. スプリングホリデー
09. チヨコレイト
10. 親不孝ベイベー
11. 12の34で泣いて
12. なにかとMonster / 神咲詩織、川上奈々美、藤原亜紀乃、桃乃木かな、由愛可奈
13. クレイジーZOO / ティア、夏目花実、湊莉久、吉澤友貴
14. ピン×ポン デューサー / ピンポン三姉妹(小島みなみ、藤原亜紀乃、桃乃木かな)
15. いまどきチャンス
16. ビビるBodyでBoo
<アンコール>
17. TOKYOセクシーナイト
18. Jumping Bee
19. バッキャロー
20. バナナ・マンゴー・ハイスクール

恵比寿★マスカッツ「夏のペロペロ祭り2017 ~山根も浴衣に着替えたら?~ in Zepp Tokyo」
2017年8月19日(土)東京都 Zepp Tokyo

最終更新:6/21(水) 20:55
音楽ナタリー