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【宝塚記念】キタサンブラック、悔いのない仕上げ!武豊騎手「ファンを喜ばせたい」

6/22(木) 6:04配信

スポーツ報知

◆宝塚記念・追い切り(21日・栗東トレセン)

 第58回宝塚記念(25日、阪神)で、史上9頭目のG1・6勝目を狙うキタサンブラックが21日、栗東・CWコースでの3頭併せで万全の態勢を整えた。ファン投票1位ホースと挑む武豊(48)=栗東・フリーは「ファンを喜ばせたい気持ち」と“勝利宣言”。昨年3着に敗れたグランプリで現役最強を誇示するか。きょう22日に枠順が確定する。

 確かな手応えが伝わった。武豊にとって、ディープインパクトに騎乗した06年以来、11年ぶりの勝利がかかる大一番。G1・2連勝中のキタサンブラックが勝てば、84年のグレード制導入後、史上初の上半期G1・3勝に加え、9頭目のG1・6勝馬となる一戦だ。名手に全く気負いはない。「いよいよ来たなという気持ちです。総合力の高い馬。すでに名馬と言っていいでしょう。(ディープは)乗り難しいところがあったけど、この馬は優等生タイプ。乗っていて助かるね」と最上級の賛辞でたたえた。

 最終追い切りは騎乗しなかったものの、栗東・CWコースで内から中パリンジェネシス(3歳未勝利)、外ワキノヒビキ(5歳1600万)を追走し、最後は楽な感じでグイッと加速。1週前の14日は6ハロン79秒1としっかり負荷をかけ、当週は余力残しで6ハロン82秒4―12秒2とまとめる理想的な調整過程を踏んできた。「陣営も悔いのない仕上げをしてくれてますし、いい感じできています」と全幅の信頼を寄せる。

 ユタカとコンビを組んだ昨春から8戦で5勝2着2回、3着1回。タフな調教をこなしつつ、全く崩れない要因はオンとオフの切り替えの巧みさ。レースへ気持ちが乗るのは直前のパドックに入ってからで、装鞍所でも落ち着き払っている。スイッチがオンに入っているのは1時間足らず。清水久調教師は「ハードにならないようにとか、当日のテンションとか、輸送とか気にするのが、この子に関してはゼロなんです。すごいとしか言いようがない」と舌を巻く。

 ファン投票で10万1621票を獲得。得票率83・0%は84年以降、最高だ。これまで“ドリームレース”は15年有馬記念3着、16年宝塚記念3着、有馬記念2着。惜しい競馬が続く。「ファンがたくさんいる馬で、騎乗できることはうれしいこと。ファンの方を喜ばせたい気持ちが一層強くなりました」。千両役者が北島三郎オーナーにささげる競馬界の“まつり”を演出する。(山本 武志)

最終更新:6/23(金) 0:48
スポーツ報知

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