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陰陽座、台湾にてファンと共に魂を燃やす圧巻のライブ完遂

6/21(水) 14:20配信

BARKS

妖怪ヘヴィメタルバンド、陰陽座が、6月18日(日)、台湾・台北市のLegacy Taipeiにて、単独ライブ<麗しの島に頻伽舞う也>を開催した。

◆陰陽座 関連画像

台湾の陰陽座ファンからの熱い支持を一身に受け実現した、2年ぶり3度目となるワンマン・ライブ。4月末日から5月いっぱいにかけて、最新アルバム『迦陵頻伽』を引っ提げての全国ツアー『頻伽の聲に応ずるが如し』にて日本の陰陽座ファンの魂を一つに重ね合わせてきた陰陽座が、そのパワーを身体中に溜めきった状態で、今回の台湾公演の日を迎えた。

当日は生憎の雨模様だったにも関わらず、地上に唯一の伝説の鳥“迦陵頻伽”が台湾に舞い降りるその瞬間を目撃するため、開演時間が近づくにつれてLegacy Taipeiには瞳を熱く燃やした台湾のファンが続々と集結。陰陽座の面々の登場を待ちわびる想いが視覚化しそうなほどの“気”の流れがステージに注がれる。

会場のBGMが客電とともにフェードアウトすると、魂の雄たけびが客席から一気に湧きあがる。その声に導かれるように陰陽座のメンバーがステージに立ち、神秘的な様相の照明演出の中響き始めるアルバムタイトル曲「迦陵頻伽」。ボーカル・黒猫の神々しささえ漂う低音からの歌声に、美しい歌声を持つ半人半鳥の“迦陵頻伽”誕生の瞬間を目撃し固唾を呑んだように会場が静まる。しかしすぐに羽を広げるように高音へ昇りゆく黒猫の歌声と共に会場では拳が突き上げられていく。「迦陵頻伽」から間髪入れず続く「鸞」、そして「熾天の隻翼」へと。次々と妖鳥が舞う開演3曲にして、既に国境を越えて陰陽座と台湾のファンの魂は完全に一つに重なり合った。いや、むしろ開演後の1音目からもはや一体だったのだろう。

アルバム『迦陵頻伽』を中心としながらも、新旧織りまぜたセットリストに全身全霊で声援と拳を陰陽座に向ける台湾のファンを受け止め、全身全霊の歌とサウンドを輝きを放つほどの圧力で還す陰陽座。ステージにはセットリストが進む毎に生きた絵巻のごとく鮮やかに妖怪たちが出現する。国も言葉も関係なく変幻自在の妖怪たちはそれぞれの眼に十色の姿を魅せるという事実が目の前で証明されていく。

台湾語を交えながら心からの感謝の意を伝える黒猫に歓喜する会場。満面の笑顔は汗の輝きとともに弾けんばかりだ。客電が灯ってもなりやまないアンコールに応える陰陽座のメンバーの表情も、一片の疲労の色も無く、むしろよりエネルギーに満ちあふれていた。

陰陽座だけが創り出すことのできる、幽玄の世界に足を踏み入れながら、同時に生を身体中に感じる一件矛盾とも言える二つの観念が共存する幸福としか言えない会場。日本のファンの魂を受け、台湾のファンの魂を受け、更なるパワーを手にした陰陽座が次に魅せてくれる世界に期待せずにはいられない。

Blu-ray / DVD『絶巓鸞舞』
6月14日(水)発売
■Blu-ray:KIXM-281 6,800円+税
※Blu-rayのみ【初回仕様】特製三方背ケース付き/総天然色写真冊子封入
■DVD:KIBM-657~658(DVD 2枚組) 5,800円+税

▼収録曲
1.迦陵頻伽
2.鸞
3.熾天の隻翼
4.御前の瞳に羞いの砂
5.廿弐匹目は毒蝮
6.百の鬼が夜を行く
7.煌
8.轆轤首
9.人魚の檻
10.氷牙忍法帖
11.刃
12.愛する者よ、死に候え
13.素戔嗚
14.絡新婦
15.蒼き独眼
16.甲賀忍法帖
17.組曲「義経」~悪忌判官
18.羅刹
19.風人を憐れむ歌
20.鬼斬忍法帖
21.卍
22.雷舞
23.喰らいあう
24.悪路王
25.生きることとみつけたり

最終更新:6/21(水) 14:20
BARKS