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東芝グループの国内取引先・出資先数は1割以上減少

6/21(水) 15:00配信

東京商工リサーチ

「東芝グループの国内取引先・出資先」調査

 経営再建中の(株)東芝(TSR企業コード:350323097、東京都、東証1部)の国内取引先、出資先が、海外子会社での巨額損失発覚後の2年間で約1割減少していることがわかった。
 東芝グループと取引(仕入・販売)実績のある国内企業は、2015年3月期で延べ1万6,709社あったが、2年後の2017年3月期は同1万4,640社(2015年3月期比12.3%減)に減少している。
 また、東芝グループの出資企業も2015年3月期は339社であったが、2017年3月期は295社(同12.9%減)に減少している。
 東京商工リサーチは保有する企業データベースから、東芝グループの取引先や出資先、出資企業の取引先の推移を、2015年3月期から3期にわたって抽出し、分析した。
※本調査は、東京商工リサーチが保有する国内最大級の企業データベース(298万社)を活用し、過去3年にわたって東芝グループの仕入、販売先、出資先などを分析した。

分析対象の東芝グループ
 2015年3月期、2016年3月期は、東芝の有価証券報告書の「関係会社の状況」に掲載されている国内企業を「東芝グループ」と定義した。
 本調査時点(2017年6月21日)で、東芝は2017年3月期の有価証券報告書を未公表のため、2017年3月期は2016年3月期の「東芝グループ」のうち、リリースなどでグループを外れた企業を除外した。これによると2017年3月期のグループ企業は24社(2015年3月期は30社)となっている。

東芝グループの仕入先、販売先 大手企業との取引割合が減少

 東芝グループの2017年3月期の取引先は、仕入先が7,281社(前期比3.0%減)、販売先は7,359社(同15.8%減)だった。
 2015年3月期は、売上高100億円以上の企業の仕入先構成比は6.5%(7,962社のうち、525社)だったが、2017年3月期は6.4%(7,281社のうち、466社)へ下落している。
 販売先は、2015年3月期は売上高100億円以上の企業の構成比は5.9%(8,747社のうち、524社)だったが、2017年3月期は5.7%(7,359社のうち、421社)に落ち込んでいる。
※仕入先、販売先の売上高は、東京商工リサーチが保有する当該企業の最新期データを採用した。

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