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《ブラジル》ラーメン和 2号店を盛大にオープン=絶好の立地に本場の味

6/21(水) 6:57配信

ニッケイ新聞

(ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」21日付)



 【既報関連】サンパウロ市リベルダーデ区でラーメン専門店「らーめん和」を経営するヤマト商事(高木和博社長)は、同市パライーゾ区の2号店(Alameda Santos,53)の開店を祝し、19日夜隣接する高級レストラン「ジーニョス」で盛大に落成式を敢行した。


 08年6月18日の移民の日に、移民百周年を記念して開店した東洋街1号店から9年―。ビジネス街として賑わう一等地に念願の2号店をオープンさせた。すぐ近くに日本政府の文化広報施設「ジャパン・ハウス(JH)」が開館したばかりで、まさに脚光を浴びる地区だ。

 白木の清々しい開放感溢れる空間で、地上階と中二階合わせ60席を完備。メニューは一号店と同じで、品質も日本からの直輸入にこだわる。さらに、日本酒や焼酎なども取り揃え、ラーメン店ながらもゆったりとした空間が作られた。

 商業を営む日系社会関係者ら約300人を招待され、琴奏者の北原民江さんとブラジル人尺八奏者のシェン・リベイロさんによる「春の海」「桜」の雅な演奏で式典は始まった。

 ヤマト商事を提携支援する株式会社トライ・インターナショナル(本社・千葉県千葉市)の田所史之社長は、「ブラジルでも同業者が増えつつあり、ラーメン戦争が起きている。チリやペルーからも問合せが来ているのは『らーめん和』のお陰」と功績を称え、「ラーメン文化がさらに根を張るよう育てて頂ければ」と関係者に謝意を表わした。

 高木社長は「これまでやって来られたのは、若いチームの努力の賜物」と若手を前に呼んだ。マイクを握った長谷川洋二取締役は「今日があるのも移住者のお陰。歴史に恥じないように頑張りたい」と背筋を正した。「JHも盛況を博しており、(当地区は)日本食を知る絶好の場所になる。経営には相当の努力が必要。お客様第一の愛される店を誠心誠意尽くしてやっていきたい」と意気込みを語った。

 招待客には、味噌、醤油、塩味のラーメンが振舞われ、夜が更けるまで歓談を楽しんだ。斎藤茂さん(67、山形県)は「素晴らしい好立地に美味しいラーメン。経営は大変かもしれないが、ぜひ頑張って欲しい」と期待を寄せた。

最終更新:6/21(水) 6:57
ニッケイ新聞