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新たな長距離列車、2020年夏までに導入へ 個室やノビノビ座席など用意 JR西日本

6/21(水) 7:20配信

乗りものニュース

コンセプトは「気軽に」「自由に」

 JR西日本は2017年6月20日(火)、京阪神と西日本各地を結ぶ新たな長距離列車を、2020年の夏までに導入する方針であることを明らかにしました。

【画像】さまざまな座席がそろう6両編成

 長距離列車の導入計画は2016年11月に発表されており、今回は導入に向けた具体的な検討状況が説明されました。

 JR西日本によると、コンセプトは「気軽に」「自由に」利用できる列車。シニア世代も訪日観光客も、西日本各地の魅力に触れてほしいといいます。

 列車は117系電車を改造した6両編成です。117系は現在、湖西線や草津線などで使用されています。

 車内はさまざまな旅のスタイルに対応するよう、グリーン個室や普通車コンパートメント、フルフラットシート(ノビノビ座席)、1+2列シート(グリーン車)、2+2列シート(普通車)を用意。さらに歓談や食事ができるフリースペースの車両も連結されます。価格はリーズナブルな水準とし「気軽に鉄道の旅を楽しんでいただけるように」(JR西日本)するといいます。

京阪神から山陰・山陽などへ 時季により変更

 運転区間は、京阪神~山陰方面間や京阪神~山陽方面間など、時季によって変わります。始発駅や途中駅では、その土地ならではの食べ物や酒などの販売も検討されています。

 車両デザインは、株式会社イチバンセン代表取締役の川西康之さんが担当。これまで川西さんは、えちごトキめき鉄道の観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」の設計デザインや、土佐くろしお鉄道中村駅(高知県四万十市)のリノベーションなどを手掛けており、特に「雪月花」はご当地、新潟産の素材を多数活用した内装などが評価され、「鉄道友の会」の2017年「ローレル賞」を受賞しています。

 導入される長距離列車の内装は、「シンプルでありながら、自由にくつろいでいただける快適で落ち着いた空間」となる見込みです。具体的なデザインなどはこれから検討されます。

乗りものニュース編集部