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野球評論家・野村弘樹氏 横浜DeNA優勝争いには「オールスター前に5割復帰を」

6/21(水) 10:00配信

AbemaTIMES

 元横浜投手で野球評論家の野村弘樹氏が、横浜DeNAのリーグ優勝争いについて「オールスター前に5割には持っていきたい」と分析した。横浜DeNAは苦手の交流戦を勝率5割で乗り切り、セ・リーグでは借金2ながら広島、阪神について3位につけている。オールスターを前に、まもなく折り返し地点を迎えるペナントレース、横浜DeNAの行方を聞いた。

 野村氏には想定外のプラスポイント、マイナスポイント両方が見えていた。プラス要素は打撃・守備ともに、主力の脇を固める選手の活躍だ。打撃に関しては「日本の4番」筒香の調子が、なかなかピークまで上がってこない。「コンディションは去年よりよくないのではと思います。期待感が大きいから、大変だとは思いますが」と説明した。打率は2割7分前後、ホームランも1ケタの主砲の復調は、チームもファンも待ち望むところだ。ここをフォローしたのが「2人ともよく頑張っている」というロペス、宮崎だ。ロペスは開幕からの好調を持続し打点はリーグ上位をキープ。宮崎も規定打席に到達した途端に首位打者に躍り出た。チーム打率リーグ2位の攻撃陣の軸になっている。

 守備に関しては、元投手の野村氏だけに、先発投手陣の成績には物足りなさを感じている。「石田、井納、今永の3人で、これまでに15勝くらいしてほしかったですね。3人でまだ6勝。去年の成績からしたら、期待度として15勝くらいはあります」と奮起を促した。反面、いい意味での誤算が浜口、ウィーランドだ。浜口は交流戦3勝を含む5勝、ウィーランドも3勝を挙げ、試合を作り続けている。「彼らがいなければ、もっとへこんでいました。大きな連敗にもならなった理由です」と評価した。新戦力が奮闘している間に、柱となるべき先発投手に役割をきっちり果たしてほしいところだ。

 リリーフ陣では、パットン加入が大きかったという。「(抑えの)山崎にとってもいい刺激になりました。一時期7回に回っていましたけど、その後によくなりましたからね。このまま引き下がれないという思いもあったんでしょう」と心情を代弁した。パットンが一時期でも抑えを務めたことが、山崎の復調につながったようだ。

 苦手としていた交流戦を勝利5割で乗り切り、23日からセ・リーグ同士の戦いが再開する。昨年の3位から、さらに上位を目指す横浜DeNAだが、首位広島まで9ゲーム、2位阪神までは6ゲームと、道のりは長い。それでも「優勝を目指すのであれば、まずはオールスターまでに勝率を5割には持っていきたいですね。そうなると広島、阪神という上位のチームを食えば、1ゲーム差ずつ変わってくるので」と、食らいつき続けることが重要だという。また、2年連続のAクラスを死守するためには巨人、中日と僅差だけに、5割復帰は大きな指標になってくる。戦力が万全ではない状況下で3位に踏みとどまっているだけに、ここが今シーズンの踏ん張りどころと言えそうだ。

最終更新:6/21(水) 10:00
AbemaTIMES

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