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久留米母子殺害 検察側、被告に無期求刑 福岡地裁・裁判員裁判

6/21(水) 14:14配信

佐賀新聞

 福岡県久留米市で2004年、交際していた志賀勝美さん=当時(28)=と生後約7カ月の乳児を殺害したとして、殺人罪に問われた元弁当店従業員の被告(48)=伊万里市=の裁判員裁判の論告求刑公判が20日、福岡地裁(丸田顕裁判長)で開かれ、検察側が無期懲役を求刑し結審した。判決言い渡しは26日。

 検察側は論告で「結果は重大で、確定的な殺意に基づく残虐な犯行」と指摘した。さらに元妻との離婚に向けた努力をしないまま、入籍を求める勝美さんの言動に立腹したなどとし「経緯や動機は極めて自己中心的かつ身勝手で、人命軽視も甚だしい」と述べた。弁護側は最終弁論で「突発的な犯行で計画性はなく、反省している」として懲役13~15年が妥当と訴えた。

 公判では丸田裁判長が、勝美さんと離婚した夫との間に生まれた長女の意見陳述書を代読し、「どれほど思っても、母も弟も絶対に帰ってきません。一生をかけて刑に服してほしい」という内容を伝えた。

 起訴状などによると、被告は04年12月ごろ、当時3人で住んでいた久留米市内のマンションで、志賀さんの胸を包丁で刺し、和音ちゃんの首をコードで絞めて殺害したとしている。

最終更新:6/21(水) 14:14
佐賀新聞