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千葉大ハチミツでドーナツ 消費拡大へご当地商品強化 市川の洋菓子店「モンペリエ」

6/21(水) 17:55配信

千葉日報オンライン

 千葉県市川市の洋菓子店「モンペリエ」が千葉大学柏の葉キャンパスで採れたハチミツを使ったドーナツを開発し、20日から販売を始めた。スイーツ向きのコクのあるハチミツを使い、風味を存分に味わえる商品に仕上げた。同店は既にナシやサツマイモなどの千葉県産食材を使ったスイーツを製造・販売しているが、ご当地商品のラインアップの増強で、自家消費だけでなく土産品としての需要拡大も狙う。

 ドーナツに使うハチミツは、果樹など園芸分野の研究が行われる同キャンパス内で採れたもの。季節の花によって味が変わるが、夏場に採れるフルーティーで複雑な味のハチミツを使った。ハチミツは生地に練り込むだけでなく、焼き上げた後に寒天と混ぜたものを上からコーティングして、より風味を味わえるよう工夫した。

 開発したモンペリエの神保里香社長は「かなりぜいたくにハチミツを使い、存在感があるようにした。地元の味としてお土産にも使ってもらえれば」と話した。1個180円で、年間を通してモンペリエ市川本店とJR千葉駅エキナカで取り扱う。

 同大では毎年ハチミツを単体で販売しているが、さらに有効活用しようと民間との商品開発を進めている。新たな連携先を探す中、千葉興業銀行の仲介でモンペリエと出合い、今年3月からドーナツの開発に着手した。

 ハチミツ製造を担当する三輪正幸助教は「ハチミツ本来の風味を感じられる商品を作っていただけて良かった。(連携の取り組みが)食育や地域貢献などの成果につながれば」と期待した。