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2005年世界一の盟友が語るロッテ井口「打席での勝負強さはすごかった」

6/21(水) 13:31配信

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共にWSを制したピアジンスキー、引退の井口に「お疲れ様でした」

 20日に今季限りの引退を発表したロッテ井口資仁内野手に、メジャー時代の元同僚がエールを送った。送り主は、2005年ホワイトソックスが88年ぶりにワールドシリーズ優勝を果たした時、正捕手を務めたAJ・ピアジンスキーだ。日米通算21年という長きに渡るキャリアを締めくくる井口の決断について、「おめでとう、お疲れ様でした」と話した。

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 2005年にホワイトソックスへ移籍した井口は、すぐさま正二塁手として定着した。ダイエー時代は主軸を打っていたが、持ち味の右方向への打撃が買われて2番打者として活躍。当時チームを率いたオジー・ギーエン監督が目指す「つなぎの打線」を実現させた。135試合に出場し、打率.278、15本塁打、71打点、15盗塁。バントや進塁打など数字には表れにくい貢献も大きかったが、ピアジンスキーは違った印象を抱いているようだ。

「守備の上手さは言うまでもないけれど、打席での勝負強さはすごかった。ここでヒットが出れば、ここでホームランが出れば、という場面で、必ずイグチは打ってくれたイメージがある。あの年のチームは、自分の中でも特別な思い入れを持っているんだ」

自らも19年の現役生活を送ったピアジンスキー、井口に「おめでとうと伝えたい」

 昨年9月10日メッツ戦を最後に試合から遠ざかり、今季はFOXスポーツの解説者として、別の角度から野球に触れているピアジンスキーは、自らも19年という長いキャリアを送った。闘争心をむき出しのプレースタイルや歯に衣着せぬ物言いで敵を作ることも多かったが、「怪我の少ない丈夫な体に生んでくれた親のおかげで長くプレーできた」と振り返り、「イグチにも長いキャリアを送れたことについて、おめでとうと伝えたい。お疲れ様でした」と話した。

 2015年1月に行われたホワイトソックスのファン感謝イベントで、ワールドシリーズ優勝10周年を記念して、当時の優勝メンバーが集結した。自主トレを終えたばかりの井口も、キャンプインまでのわずかな時間を利用して、強行スケジュールでシカゴ訪問を果たした。そのオフにカージナルスからブレーブスへ移籍したピアジンスキーは、他球団所属の現役選手ということでイベントに参加できず。「久々にみんなと会いたかったんだけど。今度イグチに会えるのは、20周年記念の時かな」。

 ワールドシリーズ制覇を果たしたチームメイトは、時と距離を隔てても、特別な一体感でつながれているようだ。

佐藤直子●文 text by Naoko Sato

最終更新:6/21(水) 13:55
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