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自民党は大敗するのか 党幹部の発言から垣間見える危機感

6/21(水) 19:19配信

BuzzFeed Japan

東京都の小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」と自民党都連が、対立を強めている。初の都議選で最大会派・自民党の牙城を崩す勢いの都民ファースト。「負けない結果を出したい」と話すのは、自民党の下村博文都連会長。BuzzFeed Newsの単独インタビューに「小池知事の驕りというのはどうかな、と都民も思ったんじゃないですかね」と語る。【BuzzFeed Japan / 瀬谷健介、籏智広太】

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築地市場の移転問題の判断の遅れなどを「決められない知事」と批判してきたが、都議選前に知事は豊洲移転を発表した。自民党はどう都民ファーストと戦うのか。

現在、定数127の都議会で57議席を占める自民党は、全42選挙区に60人を擁立して今回の都議選に臨む。対する都民ファーストも、公認候補49人を立てた。

2016年7月の都知事選出馬にあたり、自民党に「進退伺い」を提出していた小池知事。自民党に判断を委ねる状態が続いていたが、今年6月1日に「なかなか決めてくれないのでこちらから離党届を出した」と述べ、離党届を提出するとともに都民ファーストの代表に就任した。

下村氏はこう語る。

「二重国籍じゃないけど二重党籍だから、離党届を出すのは当たり前の話でしょう。自民党が決めるべきだということ自体が無責任なわけで、ずっと離党を決断しないできたということが、自分のことさえ自分で決められない象徴だと思いますね」

「都民ファーストは『烏合の衆』」

続けて、自民党から都民ファーストに移り、公認候補になる都議や市区議ら11人も批判する。

「都民ファーストは、自分が選挙に当選したいがために移ってきた人が多く、半分以上が政治について素人の『烏合の衆』です。都民ファーストの掲げる『東京大改革』が、具体的に何なのかわからないのがその象徴です」

都民ファーストの音喜多駿・都議団幹事長は「東京大改革」についてBuzzFeed Newsの取材に、「小池知事のやっている情報公開を進め、無駄遣いを改めること」と説明している。

自民党に対する批判は手厳しい。

「都議会自民党がやってきた政治は、予算を一部の方々に差配するもの。税金の使い道が都民のほうを向いていなかった」と既得権層のための政治だったと都民ファーストは主張する。

小池知事も安倍政権への批判のキーワードになっている「忖度」を用いてこう断言する。

「忖度しなければ、議会を怒らせれば、条例案も通らない。忖度に次ぐ忖度をやったのは自民党都連そのもの」

これに対し、都民ファーストの政治について下村氏は「素人が集まるならば、小池知事の言いなりになる」と反論する。

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最終更新:6/22(木) 8:31
BuzzFeed Japan

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