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「逃がせへんで」ミアタリ捜査員の執念

6/21(水) 7:00配信

Lmaga.jp

街に潜む逃亡者や指名手配犯を専門に追う見当たり捜査員、通称「ミアタリ」。そんな彼らの捜査を取材した模様が6月23日、NHK総合のドキュメンタリー番組『ノーナレ』で放送される。

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昭和53年に大阪で生まれたミアタリ捜査は、手配写真から犯人の顔を記憶し、同じ顔の人間を大都会の喧騒のなかから捜し出すという非常にアナログな手法。記憶と目、足だけを頼りに、日々街へと繰り出すが、犯人との遭遇率は156万分の1=0.00006%と天文学的な確率だ。古典的な捜査手法だが、大阪で導入されて以降、全国に広がり続けており、なかでもミアタリによる大阪府警の検挙数は4000人超と全国一を誇る。顔認証システムでも認識しづらい変装や整形も見破ることができ、犯人逮捕の「最後の砦」として期待されている。

大阪のミアタリでは、全国指名手配犯およそ700人のうち大阪に立ち寄る可能性がある400人の顔を覚える。記憶するのは、目元。眼球は年をとっても、整形手術をしても変わらないという。番組では、今春定年退職を迎えたミアタリ捜査員・森本等さんの引退直前の捜査に同行。今まで300人以上検挙してきた超ベテランの彼は、「アンタ、今どこにおるんや?逃がせへんで」と写真に語りかけ、目にその顔を焼き付ける。退職を目前に控えた森本さんは、「会いたいねん、この人らと。まだ捕まえたい」と日本最大の労働者の町・大阪市西成区へ足を運ぶ。この模様は6月23日・22時50分から放送される(NHK総合)。

最終更新:6/21(水) 7:00
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