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音楽ファン、アート学生は必見のレコード展、梅田で始まる

6/21(水) 11:00配信

Lmaga.jp

24万枚にもおよぶ膨大なレコード・コレクションから、ポピュラーミュージックの歴史を辿る展覧会『世界を変えたレコード展』が、大阪・梅田で6月21日からスタートした。

【写真】百花繚乱の貴重なレコードをテーマ毎に展示

【写真】貴重なレコードをテーマ毎に展示した会場の様子

この展覧会を主催する「金沢工業大学 ポピュラーミュージック・コレクション(通称PMC)」の歴史は、1992年にプロデューサーの立川直樹氏から約2万枚近いレコードの寄贈を受けたことが始まり。その後も全国の愛好家から寄贈が相次ぎ、現在では24万枚を超える屈指のコレクションを誇っている。それをベースに編集・構成された本展だけに、音楽ファンにとってはたまらない内容となっている。

展覧会は、トラック1から4で構成され(その呼び方が音楽愛)、なかでもトラック2「ミュージック・クロニクル」は7つのブースから成っている。そこは、初めてジャズのレコードが発売された100年前から、プレスリーが多大に貢献したロックンロールの誕生、ボブ・ディランらに代表されるプロテストソング(政治的抗議のメッセージの歌)、マイケル・ジャクソンをスーパースターにしたMTV時代、そして、デジタル化によってプレーヤーすら持たない現代まで、音楽にまつわるすべてを余すことなく展示。ルーツを掘り下げて音楽を聴く世代にとっては、この圧巻のコレクションだけで何日か過ごせそうなほどだ。

そうした前知識が無くとも、とにかく楽しめそうなのがトラック3「ジャケットアートギャラリー」。誰もが買えるアート作品として、LPジャケットを芸術にまで高めたヒプノシスやロジャー・ディーンをはじめ、音楽ファンの間で人気を呼んだデザイン性の高い作品を150枚展示。なかには、日本人の名前もちらほら。マイルス・デイヴィス『アガルタ』に芸術家・横尾忠則、ELO『アウト・オブ・ザ・ブルー』のイラストは長岡秀星、デヴィッド・ボウイ『英雄夢語り(ヒーローズ)』に写真家・鋤田正義、などなど。時代を彩った百花繚乱のデザイン群、そのアイデアに、コピペに慣れた現代人は圧倒されるはず。

最後には、名盤ジャケットを使用した撮影スポットもスタンバイ。展覧会の期間は、7月23日まで。会場は「グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタルイベントラボ」(大阪市北区)。入場は無料となっている。

最終更新:6/21(水) 11:00
Lmaga.jp