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滋賀の郷土料理・モロコ味わう 氷見の学校給食

6/21(水) 15:23配信

北日本新聞

 全国の郷土料理を提供する氷見市学校給食センターの「日本味めぐり献立」が21日、市内10小中学校で行われ、児童生徒ら約2千人が滋賀県で食卓に並ぶ淡水魚・モロコの南蛮漬けを味わった。十二町小学校の5年生9人は、校区の川でモロコを採集し、生態や食文化を学んだ。

 十二町小の5年生は、総合的な学習で校区に生息する国指定天然記念物の淡水魚・イタセンパラを学んでいる。この日は市教育委員会の西尾正輝主任学芸員と「NPO法人Bioクラブ」の川上僚介代表理事が同校を訪れ、地元の万尾、中谷内川で児童と一緒に体長約3センチのモロコの稚魚などを採集した。

 教室に戻って西尾主任学芸員が解説。滋賀県の琵琶湖では環境省の絶滅危惧種になっているホンモロコ、スゴモロコのほか、タモロコの3種類が取れ、いずれも塩焼きや佃(つくだ)煮で食されていると説明。十二町地区にはタモロコが生息していることや、淡水魚のコイやギンブナを食べる習慣があることなどを紹介した。

 給食には滋賀県産のスゴモロコが使われ、十二町小はランチルームで全児童53人が味わった。田中祐磨君(5年)は「歯ごたえがあっておいしい」と笑顔を見せた。

 この日は市内17小中学校のうち、学校給食センターの利用校で提供され、十二町小以外でもモロコの解説が行われた。

北日本新聞社

最終更新:7/5(水) 9:32
北日本新聞