ここから本文です

岩瀬の伝説オペラに 富山の作曲家 佐藤さん

6/21(水) 22:21配信

北日本新聞

 ■「飛びだんご」楽譜出版   

 富山市上赤江町の作曲家、佐藤進さん(83)が、同市岩瀬地区に伝わる伝説「飛びだんご」をオペラに仕立てた楽譜を出版した。50年以上前に作曲し、合唱曲を発表するステージはあったものの、劇として上演されたことはなく、佐藤さんは「富山の伝説を富山の人たちに上演してもらえたらうれしい」と期待している。

 「飛びだんご」は、東岩瀬の海岸通りの松林で人々を困らせる妖怪に、地元の大村城主「轡田豊後守」が立ち向かうが、苦戦していたところ、飛んできた団子が口に入り力が湧いて退治したという伝説。

 オペラは、岩瀬出身で小中学校教員だった故林潤次さんが台本と作詞を手掛けた。佐藤さんは岩瀬中学校で音楽を教えていた27歳のときに作曲。独唱曲や合唱曲などで構成し、城主の登場は堂々とした雰囲気に、団子が飛んでくる場面は軽やかな童歌調にするなど、バラエティーに富んだ内容になっている。上演時間は45分。

 佐藤さんは当時の手書きの楽譜を見直し、一冊にまとめた。「初めて作曲したオペラ。上演されたら皆さんに楽しんでもらえるのではないかと思う」と話している。

 A4判、45ページで頒価1300円。問い合わせは佐藤さん、電話076(432)1908。

北日本新聞社

最終更新:6/21(水) 22:21
北日本新聞