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導入判断「まだ動向注視」 フリーゲージでJR西社長

6/21(水) 1:13配信

北國新聞社

 JR西日本の来島達夫社長は20日、大阪市の本社で記者会見し、北陸新幹線敦賀以西への導入構想があるフリーゲージトレイン(軌間可変電車)について、2023年春の敦賀延伸時の導入は困難との見通しをあらためて示した。JR九州で導入を見送る案が浮上していることに関連し、JR西として「まだ動向を注視し、技術が確立した上で導入の可否を判断する」と、引き続き開発の進展を待つ考えを強調した。

 フリーゲージトレインは車輪の幅を変え、新幹線と在来線の両方の線路を走ることができる。しかし、開発が難航し、JR九州内では九州新幹線長崎ルート導入を見送る案が出ている。

 北陸新幹線敦賀以西では、九州新幹線で実用化した車両を基に改良型を導入する予定で、来島社長は「問題がクリアされた後、量産開始までの期間、車両の使用可能期間の兼ね合いを見て検討したい」と話した。

 新幹線敦賀延伸後も在来線特急を金沢駅に乗り入れるよう求める声に対しては「コストが2重にかかる。スキーム上、同じ区間で在来線と新幹線を運行することはない」と従来通り慎重な姿勢を示した。

北國新聞社

最終更新:6/21(水) 1:13
北國新聞社