ここから本文です

石動山ユリ 保護に一役 七尾東雲高生が現地調査

6/21(水) 1:18配信

北國新聞社

 中能登町の国史跡「石(せき)動(どう)山(さん)」で、町花「石動山ユリ」が激減しているとして、ユリの球根などのバイオ栽培に取り組む七尾東雲高が9年ぶりに、石動山で環境保全活動に乗り出す。活動を前に、同校登山部員4人が20日現地を訪れ、イノシシの食害による被害状況や、残っている石動山ユリの場所などを確認した。

 石動山では1988(昭和63)年から、旧七尾農高の生徒が石動山ユリの球根のバイオ栽培に取り組み、山中に植えていた。七尾東雲高に統合後は生命科学部が活動を引き継いだが、部員数減少などを理由に昨年度で廃部となった。

 同部元顧問の出村豊教諭が現在、登山部顧問であることから、同部の練習の傍らバイオ栽培などに取り組むこととなった。七尾東雲高には現在、石動山ユリの球根が約100株あり、中能登町ハウス村での栽培などを計画している。

 中能登町出身の瀬口海光(かいと)さん(2年)は「育った土地のシンボルを守るための活動と思うとやりがいがある。一生懸命取り組みたい」と意欲を見せた。

北國新聞社

最終更新:6/21(水) 1:18
北國新聞社